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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

プロ野球とアマチュア野球の差

和製ベーブ・ルース

清宮幸太郎といえば、リトルリーグ時代から活躍している野球選手で「和製ベーブ・ルース」と言われていたそうだ。

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ベーブルースというのは、米国で野球の神様と言われていた選手で、二刀流だった時期もあることから、日本の大谷翔平選手のことを、ベーブ・ルース2世とも呼ぶ人もいる。

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清宮さんは高校野球では、通算111本塁打を放ち、これは史上最多記録だと騒がれていた。

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ニュースで高校野球時代のバッティングを初めて見たが、顔はベーブ・ルースと同じで、ベビーフェイスだった。

体格はガッチリしているというより、随分と太った選手だという印象だった。

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高校野球、それも甲子園に出場するようなチームであれば相当の練習量だと思う。

それで、太っているように見えるということは、運動量以上に食べているのか、運動量が少ないのかのどちらかになる。

プロ野球で通用するのか?

どちらにしても、見た目からは精神面の甘さが感じられた。

何よりも彼のバットスピードが遅いのが気になった。

彼の打撃は投げられた球にタイミングを合わせて力むことなく金属バットを振って当ててる。

そしてバットの強い反発力で飛ばす。

金属バットと高校野球レベルの投手という条件が揃って彼のホームランは成立する。

しかし、投げたボールを点ではなく線で捉える彼のバッティングセンスは素晴らしいと思う。

線で捉えると言葉で言うのは簡単だが実際に行うのは難しいので、そういう意味では超高校級だと思う。

しかし、あのバットスピードではプロの速い球、そして切れのある変化球には対応できない。

そしてプロになれば金属バットは使えないので、仮に当たったとしてもバットの芯で捉えないと飛ばない木製バットだと飛距離はでない。

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このため、彼がプロで通用するようには思えなかった。

和製ベーブ・ルース日本ハム

高校卒業後はプロに進むことを決意しドラフト会議では7球団からの指名を受け日本ハムが交渉権を勝ち取り入団した。

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超高校級ではあってもプロ野球では、「超プロ野球級」という存在には思えなかったので彼を7球団が指名するというのは意外だった。

彼の1年目(2018年)は、調べてみると、53試合に出場し、7本塁打、打率200、18打点を記録した。

2020年までは1軍の試合に出場していたが2021年は1軍に上がることは出来ずシーズンを終えた。

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彼の身長は、184cmで102KgとWikipediaには書かれてある。

ビッグボスが監督でやってきた

そんな、彼がいる日本ハムに昨年末にビッグボスこと新庄さんが監督として就任した。

ビッグボスが彼に初めて接触した際に、おなかをつまむ場面もあったというので、やはりスポーツ選手の身体では、なかったようだ。

その時に彼に対して行ったアドバイスは二つ。

一つ目は痩せるということ。

新庄監督は以下のようなアドバイスを行っている。

  • ちょっとデブじゃね? やせない?
  • 今はちょっとキレがない気がする。
  • やせた方がモテるよ、かっこいいよ

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これに対して清宮さんは以下のように答えた。

  • 痩せてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いので・・・

ビッグボスは、更に以下の様に返している。

  • 今もそんなに打球、飛んでないよ。昔の方がもっと飛んでいたよ。昔の方がスリムじゃなかった? 今はキレがない気がするから痩せてみよう
  • もしやせて飛距離とかが下がったら、めちゃめちゃ食って戻せばいいだけ。とりあえずトライしてみよう

結果が出ていない選手が監督からアドバイスをもらったのに、言い返すというのはどうかと思うが、ビッグボスの「今もそんなに打球、飛んでないよ」というのは清宮さんもショックだったと思う。

百歩譲って、痩せたら打球が飛ばないとして、身体の切れが悪い状態で、バットに当たるのだろうか?

バットに当たらなければ、飛ぶ以前の問題だ。

彼は、ブヨブヨした体でキレのある球に反応できると考えているのだろうか?

大食い

彼は大食いだという。

遠征先から帰る新幹線(仙台-大宮間)で牛タン弁当を7個たいらげたエピソードがある。

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食べることと、太ることは別で、運動する人は当然、栄養の補給が必要になる。

このため、失った分は補給しないといけない。

しかし、彼の場合、新幹線での移動中に牛タン弁当を7つ食べている。

仙台から大宮だと、新幹線にもよるが、100分~70分。

2時間弱で、弁当7つというのは栄養の取り過ぎではないのだろうか?

ビッグボスは太っていることは「人間的に、だらしないイメージがある、スタイルを保っている人は、自分に負けない気持ちを持っている」と話している。

股関節が硬い?

もう一つが股関節の柔軟性アップを提案。

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ビッグボス自身、現役時代から股関節が硬いと怪我をしやすいということか柔らかくするということを大切にしていた。

しかし、清宮は2018年の映像を見る限り、股関節に関しては硬いどころか柔らかいように見える。

3年間で硬くなってしまったのだろうか?

だとすると、彼はプロに入って一体、何をしていたのだろうか?という気がする。

そして、「名は体を表す」というが、「体は精神を表す」ことにもなる。

プロで通用するためには心技体全てにおいて人並み以上でなければいけない。

更にスター選手なるためには最低、どれか一つがズバ抜けたものでなけれはなれないと思う。

清宮さんは2021年は1軍に一度も上がれなかったことからも、日本ハムに入団した頃よりも結果が出せていないことになる。

また、彼は入団前から怪我をよくしていたようだ。

特に骨折が多い。

怪我が多すぎるという理由でドラフトでの指名を断念したチームむあるということなので、彼にとって怪我は克服しなければいけない課題だった。

入団1年目も右手母指基節骨骨挫傷、開幕直前の3月には限局性腹膜炎で開幕戦を1軍で迎えることができなかった。

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その後も、右有鈎骨骨折、肘関節の手術などが続いたことから練習不足になり股関節が硬くなってしまったという可能性は充分にある。

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2020年は怪我はなかったが、怪我をしないようにスイングを強く振れなくなったからという可能性もある。

そう考えると今よりも高校時代の方が優れていたかもしれない

骨折だと何ヶ月も練習に影響が出るはずなので、プロで練習が出来ないというのは大きなハンディキャップになる。

そして怪我を恐れて全力のプレーができないというのもハンディキャップになるので、清宮さんにとって、怪我というのは大きな課題だと思う。

痩せたら飛ばなくなるとか言っている場合ではない。

ビッグボスのアドバイスにより昨年末は10Kgのダイエットに成功したということだが、身体面・精神面だけでなく技術面もプロレベルではないと考えている。

怪我が多いからということでドラフト指名を見送ったチームは、賢明な判断だったのではないかと思う。