他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
非接触の体温測定
昨年末から急激に寒くなり、雪も降るようになってきた。
そうすると、ジムの入口にあるサーマルカメラによる検温(体温測定)に時間がかかるようになる。
カメラの前に立ってもなかなか、体温を表示してくれないので、前後左右に動く。
これで体温を表示してくれることもあるが雪が積もっているような気温だと、お手上げだ。
こうなると、カメラの横に置いてある手動式の非接触体温計を使用して測定しないといけない。
しかし、自宅で測定するよりかなり低めに表示される。
明らかに高そうなサーマルカメラの検温装置よりも、数千円で買えそうな手動の非接触式体温計の方が体温を測定してくれるというのも、おかしな話だ。
これだと、本来の体温よりも低く表示されてしまうので、仮に体温が38℃を超える程度であれば、平熱として表示されるのではないだろうか?と検温の有効性に疑問を感じてしまう。
非接触の体温計というのは、体表面温度(皮膚温度)を測るものらしい。
このため、寒い日に外から入ってきたばかりだと顔が外気で冷えてしまっているので体表面温度が下がってしまう。
前に立つと自動で測定する方式だと誤判定を避けるために、測定結果があまりに低いと人間ではないと判断して結果を表示しないのだろう。
しかし、手動の非接触タイプは、人間がボタンを押して測定するので測定した結果をそのまま表示する。
顔認証
スマートフォンの顔認証もコロナ前なら便利だったかもしれないが、今はマスクをしているためマスクを外さないと本人だと認めてくれない。
自宅ならマスクを外しているので問題ないが外だとそうはいかない。
コンビニで電子マネーで支払いをする時も顔認証になるがマスクをしていれば当然、ロックは解除されない。
結局、パスワードを入力しないといけないので、店員さんがレジ打ちをしている間にパスワードを入れて解除している。
指紋認証
では、家にいれば大丈夫か?
家ではパソコンが指紋認証になるが、これが本人だと認めてくれず、PINコードを入力することになる。
どういうことかと言えば指先が荒れてしまい指紋が読み取れないのだと思う。
今は毎日のように、色んなアルコール消毒を行うことになる。
アルコール消毒により、皮膚表面にある、外からの刺激物の侵入を阻止したり、水分を保ってくれる皮脂膜が、アルコールで洗い流されてしまう。
通常、皮脂膜は、しばらくすると回復するが、毎日、何回もアルコール消毒をしていれば回復することなんてできない。
その結果、皮膚が乾燥して手が荒れると言われている。
自分の場合も指先で手の甲などに触れてみると乾燥している感じがする。
このため、重なった紙を1枚めくって抜き取るのに、かなり苦労する(笑)
指先に細かい切り傷のようなものが複数あるので指紋を正しく認識するのは難しいと思う。
当然、本人だと認めてくれない。
人類の色んな技術
人類は色んな技術を生み出してきた。
しかし、寒い場所では体温測定ができない、マスクをしていると顔が半分隠れてしまい本人だと言い切れない、アルコール消毒を繰り返した指は荒れてしまい指紋が正しく読み取れない。
どれも、比較的新しい技術になるが、今の状況では使いものにならない。
人類の最新の技術といっても結局、この程度のことで使い物にならないということになる。
ここ10年で随分と生活が変わり、人類の技術の進歩に驚いていたが、目に見えないようなウイルスに対してはマスク、手洗いという原始的な手段でしか防御できないというのは、何とも情けない気がする。
しかも、その結果、凄いと思っていた技術が使いものにならなくなった。
そう考えると、人類の技術なんてまだまだ陳腐なものなんだと思えてしまう。