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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

当たり前だと思ってたこと

正直、駅が営業時間に開いているのは当たり前だと思っていた。

駅員が寝坊し始発の時間を過ぎても駅が閉まったまま

しかし、九州新幹線 新大牟田駅の駅員が2021年11月7日に泊まり勤務だった駅員が寝過ごして駅の出入口を開けるのが遅れて、始発列車に13人が乗れなかったというニュースを見て驚いた。

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乗客目線で見れば、乗るはずの新幹線の到着時刻になっても駅には入れない。

何か事故でもあったのだろうか?と不安を感じたはずだ。

他にも、この新幹線に乗らないと約束の時間に間に合わないなど人それぞれ、色んな思いがあったのではないだろうか?

新幹線に乗れないと分かったら、次は、「何をやってんだよ、泊まり勤務だったに、何のために駅にいたんだよ?」「気が緩んでいるんじゃないのか?」と怒りの気持ちが込み上げてくる。

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しかし、駅員目線だと、寝過ごした駅員は起こされて目が覚めた時には心臓が止まるくらい驚いただろう。

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そして、運輸センターで、新大牟田駅からの起床報告が決まった時間になっても来なかった担当者は更に焦ったはずだ。

電話をしても出ない。

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目の前で刻一刻と時間が過ぎていく。

そして、新幹線始発が新大牟田駅に向かっているが駅はまだ開いていない。

生きた心地がしなかったと思う。

色んなことが頭に浮かんできたはずだ。

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2020年、2019年にも起きていた

2020年11月26日にもJR九州佐賀県基山駅で駅員が寝坊をして乗客4人が始発に乗れなかったことがあった。

他にも2020年6月7日に亀川駅(大分県)でも起きている。

2019年9月23日には大阪の南海電鉄で同じように駅員が寝坊し営業開始時間が遅れ電車に1名乗れなかったことがある。

JR九州に限れば、2020年から3回も駅員の寝坊で電車に乗れなかった人が出ていることになる。

そして、その都度、「今後、このようなことがないように・・・」と言っているが、実際に、何をしたのだろうか?

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JR九州では目覚まし2個と設定した時間になると背中が起き上がる自動起床装置付きのベッドで寝坊を防止するようにしている。

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これは、2020年6月の亀川駅でも既に導入されていたが、目覚まし2個、自動起床装置を使用していても起きなかったことから効果がない場合もあることは、分かっているはず。

それでも、この対策は変わることはなかった。

自動起床装置でも起きなかった?

そして、2020年11月、2021年11月は目覚まし、自動起床装置のタイマーセットさえ行っていない。

忘れていたのか、面倒なので普段から行っていなかったのかは、わからないが、毎回となるとセットしないのが当たり前になっていたのではないかと思っている。

そして、1人が寝坊すると駅が開かないというのも不思議な話しだと思う。

体制に問題あり

新幹線の駅は1人では成立しないはず。

切符売り場、改札、ホームのアナウンス、安全確認などを、考えると最低でも数名は必要ではないだろうか?そうなると、その中の1人を泊まり勤務にすれば、2人体制が出来る。

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いやいや、そんな人員はいないと言われるかもしれない。

だったら、スケジュール設定は変えられないのだろうか?

新大牟田駅は午前5時50分に開門。

そして始発の新幹線は新大牟田駅を午前6時19分に出発する。

この間、30分もない。

自分が駅に向かう時は余裕を見て1時間前には駅に到着するようにしている。

そして30分前にはホームで待っている。

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しかし、新大牟田駅は30分前にならないと駅に入れない。

更に、起床報告は午前5時30分。

駅の開門、約20分前だ。

そもそも、20分で構内の点検作業だけでも行えるのだろうか?

こんなに余裕のないスケジュールで何か問題が起きても対処できない様に思う。

今回のような寝坊が発生しても対応する時間が確保できないので乗車できない客が出てしまうのではないか?

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自分であれば以下のようなスケジュールに設定する。

  • 起床報告:午前4時
  • 駅の開門:午前5時

1時間あれば、今回のように寝坊が発覚しても、駅長に合鍵を持たせるなどの対応を取ることで、開門が遅れることはなくなるのではないかと思う。

もっと言えば、目覚ましや自動起床装置のタイマーが設定されたか確認する係を決めて決められた時間になると連絡するという方法もあるはずだ。

駅は365日営業する施設になるので、寝坊は絶対に許されないという気持ちがあるはずだが、利用者が少ない駅だと、どうしても気の緩みが出てしまう気もする。

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利用者が少ないから良いと言うのであれば、営業開始時間を遅らせて朝9時から営業といった形を取れば泊まり勤務が不要になる。

眠らずに3交代制にする

それが、できないなら、甘えた気持ちは捨てて、勤めて欲しい。

そんな風に考えれば、3勤で24時間体制を取るという方法もある。

泊まり勤務という、駅で寝る事がそもそも問題なので、駅は閉めていても眠らずに働いていれば寝坊することはない。

駅以外でも救急対応の病院、消防署、警察署など24時間365日体制の仕事はあるので、駅でも同じようにすることは、できるのではないだろうか?

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JR九州は同じ失敗を何度も繰り返しているので、自分達の責任に対する意識が低いとしか思えないので、言葉だけではなく、真剣に二度と起こさないようにする気持ちが必要だと思う。