おにぎり
日本人なら誰でも食べたことがある、「おにぎり」
おにぎりというと最近は、コンビニやスーパーで出来上がったものが販売されているので自宅で作って食べることが、ほぼなくなってしまった。
そんな、おにぎりの具で人気なのは、やはり、「鮭、梅」はベスト3に必ず入る、定番の具だと思う。
そこに最近は、ツナマヨの人気が高い気がする。
参考までに、好きなおにぎりの具ランキングを記載する。
好きなおにぎりの具、最新ランキングベスト10!
【出典】好きなおにぎりの具、最新ランキングベスト10!ツナマヨや梅をおさえて1位になったのは… - macaroni
ちなみに、自分が一番好きなのは、塩むすびと梅むすび。
米は?
では、おにぎりに合う米というのは、どういうものだろうか?
握ったあとで、崩れないためには、米に粘りがないといけない。
だからといって、米粒の触感は感じたいので、米粒が潰れてしまうのは困る。
あと、冷めても美味しい米という条件も必要になる。
おにぎり協会が選んだ、おにぎりに合う米
今、述べたのは、あくまで個人的な主観なので、何か公的な発表がないものかと探してみると、世の中には何でも協会があるもので、おにぎりにも協会が存在していた。
名前は「一般社団法人おにぎり協会」。
その協会が選ぶ、おにぎり向きのお米は?ということで2018年まで選ばれていた。
評価項目は、「食味」「食感」「適度な硬さ」「ねばり」「のどごし」「くちほどけ」「包容力」「冷めて旨い」の8つで各20点満点
評価者は、五ツ星お米マイスター1名、おにぎり店の店主1名、フードジャーナリスト1名に、おにぎり協会から2名が加わった合計5名。
以下は、この5名により評価された、第2回「おにぎり食味会」(2018年1月29日)の結果になる。
他に、長野県産「風さやか」、福井県産「いちほまれ」、島根県産「きぬむすめ」、熊本県産「森のくまさん」、新潟県産「コシヒカリ」がエントリーされていた。
【出典】「おにぎり協会」が選ぶ“おにぎり向き”のお米は?|マイナビ農業
山形県の「つや姫」は第1回でもグランプリ(1位)を獲得しているので、おにぎりに適した米になる。
石川の米は?
石川県の米は、あまり評価が高いとは言えない。
2020年の米ランクでも、最も評価の高い、特Aランクを獲得した米がない。
石川県で、最も高い評価なのは、こしひかりのAランクになる。
石川県民の中では、ブランド米的存在の、「ひゃくまん穀」が、美味しいという評判だ。
粘りが強く、粒感もしっかりして冷めても美味しいとされているので、おにぎりには適した米だと思う。
石川県のスーパーでは、ひゃくまん穀を使った、おにぎりが販売されているので、去年まではよく買って食べていた。
あと、石川県内の飲食店でも、ひゃくまん穀が使われているので、金沢駅周辺だと、能登牛焼肉弁当店 ひゃくまんぞく亭、肉匠Jade金澤、ホテル日航金沢 6階 日本料理「弁慶」、百番街 魚菜屋 あんと店でも食べることができる。
いつからかは、わからないが、ここ最近は、美味しいという感じがしなくなった。
まるで別の米で握られているのではないかと感じるほど、味が変わったように思う。
これは、おにぎりが、どうこうというわけではなく、自宅でひゃくまん穀を炊いて食べても同じなので、ひゃくまん穀自体の質が変わったような気がする。
粒感も、美味しかった頃に比べると今は柔らかめになっているように感じる。
このため、今のひゃくまん穀なら特Aどころか、Aランクさえ獲得できなくても不思議ではない。
しかし、周囲の評価は、美味しいということなので、自分の味覚がおかしいのかもしれない。
ひゃくまん穀は、現在、ランク外ではあるが、これは、2017年に発売された、ばかりで、まだ6年程度しか経っていないので、まだまだ変わる可能性があるからだろう。
ひゃくまん殻は、石川県が9年かけて作り上げた期待のブランド米なので常に特Aを取り続けないといけない。
現在のものは、まだ発展途上であり、品質的に安定していないため、今、エントリーして最初は特Aになったとしても、継続できるだけの安定性に欠けるので慎重に進めているのだと思う。
品質が安定すれば、全国的にも評価される米になるのは間違いないと思うので、ルビーロマンのようになることを期待したい。