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オリラジ藤森さんの元マネージャーが戻ってきた

オリラジの2人が2020年12月31日で吉本興業を退所しました。

何を今さらと思うかもしれませんが、今回は、藤森さんと、吉本時代のマネージャー、二人の話です。

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なぜ、僕がこの二人のことに興味を持ったのかというと、昨年、オリラジが吉本を退所したときです。

中田さんが退所するというのは、テレビの仕事が減って、Youtubeやその他の仕事が好調だったので、やっぱりなぁ~って感じでした。

しかし、藤森さんが一緒に退所する理由が僕にはわかりませんでした。

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藤森さんのYoutube動画を見れば何かわかるのかな?と思って動画を探していると「藤森が大好きな笑顔のかわいいマネージャー”とびちゃん”ありがとう!」というタイトルが目に留まりました。

どう考えても退所のこととは関係なさそうだったのですが、公開日付が2020年12月31日。

これは何かありそうだと考えて、クリックして再生しました。

再生が始まると、どうやら、今回の動画をもって、マネージャーの出演は最後ということで挨拶をするようです。

藤森さんは、マネージャーがYoutubeの動画に出演させているのかと少し驚きました。

まだ、カメラをまともに見れないYoutube慣れしていない感じは凄く良いのですが、同時に、こんなにも、おとなしい感じでマネージャーが務まっているのだろうか?と不安も感じさせます。

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動画が進むと、藤森さんは、マネージャーに退所のことを「直近で聞いたと思うけど」と言ってます。

どうやら退所が決まってからマネージャーは藤森さん本人ではなく、別の方から聞いたということのようです。

事務所側の人間で、タレントにとって一番近い存在がマネージャーだと思うので、何かあれば最初にマネージャーに話すものだと僕は思いますが、入社2年目、藤森さんのマネージャーになって1.5年ということでまだ、若いので退所の件は入社2年目の人には重荷だと思ったのかもしれません。

しかし、動画を見ていて、どこか余所余所しいと感じたのは、最初、吉本を「出ていく人」と「残る人」で壁ができたのだと思っていましたが、それだけではなく、これも原因の一つかもしれません。

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10分くらいすると、打ち解けてきたというか、これが普段の二人だと思いますが、余所余所しさが消えてきました。

マネージャーの引継ぎの話が興味深く、誰に引き継ぐのかと思ったら、藤森さん本人に引き継いだようです(笑)

藤森さんは引継ぎを受けて初めてマネージャーの仕事の大変さが理解できたようです。

どうやら藤森さんは新幹線、飛行機のチケットさえ取ったことがなかったようで、交通費を請求する時に何をどうすれば良いのか?というところから説明が必要だった感じでした。

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スケジュールの確認、何時に撮影現場に入らないといけないか?、複数の仕事があるのでブッキングしないようにスケジュールが全て管理されている必要があります。スケジュール管理というのは、仕事が多ければ多いほど、抜けたり、重なったりするので神経を使います。

藤森さんはマネージャーに対しても優しかったようで、このため、マネージャーは周囲から大丈夫?と心配されていることを藤森さんに語ると共に、藤森さんは「優しすぎることを認めた方がいいですよ」と言われていました。

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最後に、藤森さんはCartierカルティエ)の腕時計を渡していました。

面白かったのが、マネージャーは、Cartierの紙袋を渡され恐る恐る中身を取り出すと、シーリングワックス(封蝋))で封がされている包装紙の大き目のオルゴールのような箱が出てきました。

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きっとカルティエだということには気がついていなかったのでしょう。

箱の中身を見て「時計」が入っていたので、高いものだと思ったのでしょうね。

きっとブランドがカルティエだとは思っていなかったはずです。

カルティエの時計となると安くても数十万、高いものだと数百万円です。

最後まで涙はなく動画は終わりました。

見終わった時、きっと、お互い一緒に仕事をしたいんだろうなぁという思いがなぜか伝わってきました。

どこを見て?と言われると、言葉にはならないのですが、「なんとなく」です。

「なんとなく」を無理やり言葉にすると、以下のような感じでしょうか?

 

藤森さんは、マネージャーが「泣いて引きとめてくれたら、わかんなかった」と言えば、マネージャーは大笑いしながらも「やった方が良かったですか?」と返す。

そういうやり取りが、動画の中で繰り返されているんですね。

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それが僕には「一緒に来て欲しい」と言えば「はい」と返しているように思えたんですね。

なぜ、そのまま言葉に出せないのか?というと、藤森さんは吉本興業に残って欲しいと言われたのに退所しています。

お世話になった吉本興業に残って欲しいと言われながらも退所を決めた。

吉本興業に凄く申し訳ないという気持ちが強かったはずです。

だからマネージャーまで、吉本興業から奪うなんてことはしてはいけない。

 

そんなことを動画を見ながら、考えていたら、本当はこの二人が一緒に仕事が出来るのが一番なんだろうなと思ったことを覚えています。

それから3か月。

「笑顔のかわいいマネージャー、とびちゃんと再会!」というタイトルが表示されました。

おー吉本公認でマネージャーと動画に出れるようになったんだ?と思いながら、見てみると、様子が違います。

「ズバリ発表しますと、この度、わたくし藤森のですね、マネージャーを務めてくれることになりました」って発表をしたんです。

これには驚きました。

マネージャーは、藤森さんが「王様のブランチ」に出演しているのを見ていたそうです。

去年まではスタジオで見ていたのが、今年になってからは自宅のテレビで見ていた。

複雑な心境だったと思います。

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藤森さんは2か月間マネージャーをつけずに頑張りましたが、やはりキツイということでマネージャーの募集を行ったりもしましたが、経験がない方ということもあり、更に教えるということまで増えて精神的にかなり追い込まれたようです。

それで、もう吉本時代のマネージャーしかいないということで、まずは吉本にマネージャーに打診をしたいということで確認をしますが、吉本興業の回答はもちろん、容認できないというものでした。吉本興業としては社員の未来を考えて責任をもって育てています。社員の将来を第一優先で考えていますが、藤森さんはそういう責任を持てますか?と言われました。

それでも藤森さんが、お願いを続けていると「容認はできないけど」しかし「会社としてはダメだとか引き留めるということはない」と言ってもらえたそうです。

吉本興業って退所した人間には冷たいと思っていたのですが、藤森さんの人柄なのか懐の深さを凄く感じました。

そして藤森さんはマネージャーに打診しました。

ところが、回答は、「会社を辞めて藤森さんのマネージャになるのは、ごめんなさい」というものでした。

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理由は、オリラジが円満退所となったのに、自分が藤森さんのところに行ってしまうと円満でなくなってしまうと元も子もない。だから行かない方が藤森さんの未来的には吉本とかの関係とかも上手くいくんじゃないかな?私がいくことで悪化することが嫌だった。というものです。

これ、昨年末の動画で藤森さんが感じていたことと視点は違いますが同じだと思います。

マネージャーの意志が一番だということで、その時はそれで終わったそうです。

そして2週間後、マネージャーから藤森さんに連絡がありました。

「もし、まだマネージャーが決まっていないようであれば、やらせてください」

これは、どういう心境の変化なのでしょうか?

やっぱり、人間ですから頭ではわかっていても、気持ちは藤森さんのところに行きたかったんでしょうね。

2週間考えて藤森さんと一緒に仕事をするのが「楽しそうだな」と思ったということ。

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そして、マネージャーは3月末で吉本興業を退社し4月からは藤森さんのところで働いているそうです。

久しぶりにハッピーエンドっていいなぁと思えて、晴れやかな気分になりました。

これって後出しじゃんけんのようですが、12月31日の動画を見たときに、きっと、こうなるって思っていたんだと思います。