2021年3月25日、聖火ランナーが福島をスタートしました。
東京五輪の聖火リレーが25日、福島県からスタートした。7月23日の開会式まで121日間、約1万人のランナーが列島を巡る。新型コロナウイルス感染防止対策が焦点だが、観客の密集が一部で見られ、事前の会食禁止を守らなかったランナーがいたことも判明。初日から実効性が問われる事態となった。
オリンピックの開催を反対する声は7割強ということです。
開催の賛否に関しては、反対が7割強、賛成が3割弱となり、開催に反対する人が多数を占める結果となった。
• 開催に賛成と回答した273人にその理由を聞いたところ、「アスリートやオリンピック・パラリンピック関係者の準備を思えば開催すべきだと思うから」が4割以上を占めた。賛成者の多くは、経済への影響や実務的な側面よりも、オリンピック・パラリンピック開催にかけた人々の努力や想いに共感、配慮の気持ちを持っていることがわかった。
• 開催に反対と回答した727人にその理由を聞いたところ、「新型コロナの収束していない現状では時期尚早」が48.8%、感染拡大への懸念が31.5%を占めた。
• どのような対策をすれば開催可能かについては、「何をしても安心できないのでとにかく開催すべきではない」という回答が41.9%と最も多く、反対意見の強さがわかった。【出典】7割以上が反対と回答! 2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催について1000人に聞いてみました|紀尾井町戦略研究所株式会社のプレスリリース
とにかく開催すべきではないという回答が約40%です。
それだけ、オリンピック開催を反対する人が多いということです。
有名人が聖火ランナーを辞退
スケジュールが合わない。といった理由で、有名人の方が2020東京五輪の聖火ランナーを辞退しています。
どれくらいの人数かというと・・・
25日に始まった聖火リレーは121日間かけて全国各地を巡りますが、延期されたこの1年の間に、辞退や死去した著名人などのランナーは、34の都府県で少なくとも91人いることがわかりました。
把握できた辞退などの理由をみると、
▽延期に伴う学校や仕事の都合などが41人、
▽森元会長の発言に関連した辞退が4人、
となっているほか、
▽この1年の間に亡くなった人が12人いました。
辞退した中で、各分野で活躍する著名人が40人近くもいるそうです。
仕事の都合というのは、正直、口実だと思います。
その気になればいくらでも調整はできたはずです。
本音は、やはり、新型コロナへの感染、オリンピックを開催するのに反対する人が多いということ、そして新型コロナの影響で、沿道での応援の自粛を呼び掛けているので観客の少ない中、聖火ランナーとして走ってもメリットがないという判断なのだと思います。
しかし、僕は、それでも辞退しないで走る人は立派だと思います。
僕もオリンピック開催には反対です。
でも、聖火ランナーの依頼されて承諾しているのですから、その責任を果たすのは当然のことだと思います。
にも拘らず、自分のことだけを考えて辞退する人については、無責任と言わざる得ません。
聖火リレーはオリンピックの始まり
聖火リレーは2021年3月25日に福島を出発し、2021年7月9日には最終地 東京都に入り2021年7月23日 東京都庁に12時34分到着の予定です。
そして、同日20時から開会式となります。
つまり、聖火リレーが始まったということは、TOKYO2020の開催に向けてのカウントダウンが始まったことになり、後戻りはできないのです。
しかし、有名人、特にアイドル系の方だと若い人ファンが多いので、おそらく沿道にファンが集まり、アイドルを追いかけるように一緒に走っていく人が多くなり「密」が発生することになります。
そういう意味では、若い人のファンが多い有名人の方は、参加を辞退して頂いた方が良いのかもしれません。
参考(都道府県別聖火ランナー:有名人リスト)
参考までに、都道府県別の推薦枠で選ばれた有名人のリストを掲載しておきます。辞退が報道された方については、辞退と記載しました。
辞退者については2021年3月28日時点で自分が色々と調べた結果、辞退と報道された内容が元になってます。参加者の中に名前が抜けている場合もあるかもしれませんが、ご容赦願います。
栃木県
長野県
愛知県
宮崎県
鹿児島県
- 恵 俊彰
福岡県
- イモトアヤコ
- 森下広一
- 佐藤康光
- 佳つ雛
- 五木ひろし 辞退
- 高橋 愛
石川県
- 常盤貴子 辞退
- 松本 薫
- 立川志の輔
- 田知本遙 辞退
北海道
神奈川県
千葉県
埼玉県
- 羽生善治
- 鈴木昭重
- 堀越正己
東京都