飛行機では当たり前だった、手ぶらで行っても機内の自席で聞けたオーディオサービスです。
国内線の一部サービスが中止されるだけで、国際線では継続するようです。
2021年4月より国内線機内オーディオサービスの一部プログラムを終了いたします。継続するプログラムはほかの機内エンターテインメントサービスと同様に、個人用画面がない機材ではお客さまご自身の端末で、個人用画面がある機材では個人用画面でお楽しみいただけます。プログラムの閲覧方法は下記ページを、プログラムの内容は枠外下部にあるプログラムガイドをご覧ください。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
JALの機内オーディオ設備が搭載されたのが、1972年8月の羽田-那覇線のボーイング747型機からです。(オーディオサービスが開始されたのがいつかは不明だそうです)
1972年8月ということは、約50年続いたことになります。
昔はチューブ式のイヤホンでしたが、知らないうちに、ヘッドフォンに変わり、更に入口に持ち帰ってもよいイヤフォンが置かれるようになりました。
(JALのクラスJ席では座席前にヘッドフォンが用意されていました)
飛行中は機内で電子機器が一切使えなかった時代には、僕も利用していましたが、離陸後暫くすると、電子機器が使えるようになってからは、機内誌の番組表を見て余程、聴きたいものがなければ、利用することはなくなりました。
初めて飛行機に乗った時は、何もかもが珍しくて色々と触ってしまい、客室乗務員の呼び出しボタンまで押してしまい、CAさんが席に来てしまったこともあります(笑)
これまで、何度も飛行機に乗りましたが、CAさんを呼んだのはこの時が最初で今のところは最後です。
オーディオ番組はJALとANAで若干違いますが、寄席はどちらにもありましたね。
特にJAL名人会は人気だったようで、座席前にモニターがなく、Wi-Fiが使えないと利用できなくなります。
NHKニュースが機内の前方スクリーンに映っている時に、興味のあるニュースで音声も聞きたいときや、JPOPで懐かしい曲が番組表にあると聞いていました。
音楽番組については、今、番組表のどこが流れているのか?というのを見つけるのに時間がかかりました(笑)
しかも、多くの場合、目的の曲が流れたタイミングで、パイロットやCAさんのアナウンスが流れてくるんです。CAさんのアナウンスが優先なので、話をしている間は曲は聞こえなくなります。(悲)
今回、JALでは、機内オーディオサービスが無くなるということですが、僕の隣の人って高い確率で利用されていたんですよね。
JALが中止すれば、ANAも足並みをそろえようとするでしょうから近いうちにANAでも同じように中止されるのだと思います。
オーディオ機器を持たない方などは残念だと思います。
JALは、民放FMの最長寿番組「ジェットストリーム」(TOKYO FM)の再編集版を機内オーディオサービスでも流していますが、もしかすると、「ジェットストリーム」のスポンサーも降りるのではないかと心配になります。
これで、またスマホがないと生活が不便になる時代に一歩進んだように感じました。