seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

ポテトチップスと成形ポテトチップ

湖池屋の「プライドポテト」の売れ行きが好調だということです。

f:id:seege:20210223024712p:plain

フライドポテトではなく、「プ」ライドポテトです。

とりあえず、素材を重視する僕としては「芋まるごと」を買って食べてみました。

f:id:seege:20210223042251p:plain

食べた感想は、あとにして、先にプライドポテトの説明をしておきます。

プライドポテトは、ポテトチップスで有名な、湖池屋が「プライド」をかけて作った一品だそうです。

  • 創業当時の想いを込めて、まるで料理を作るように。

そして、それを実現したのが「新プライドポテト製法」だということです。

では、新プライド製法とは?

  1. 日本産の中でも、旨みの濃いじゃがいもを選定。
  2. 温度を変えながら揚げることで、素材本来の旨みや甘みを閉じ込める。
  3. 揚げ温度を見極めて、旨みの衣をまとわせ、軽快な食感を生み出す。
  4. 二段階の味付けで奥深い味わいに。

【出典】湖池屋プライドポテト|株式会社湖池屋

で、食べた感想ですが、「ん?」っていう感じです。

「固過ぎる」ってことです。

揚げ過ぎなのでは?という程、固くて「じゃがいも」の味が感じられないのです。

ポテトチップスというのは、じゃがいもを薄く切ったものですから、これだけでも、じゃがいもの味が伝わりにくい悪条件だと思います。

食感と噛んだ時の「カリっ」という音を大切にしたのかもしれませんが、じゃがいもの味が隠れてしまったのは残念でした。

チップスターが一番好き

ポテトチップスですが、僕は山崎ビスケットの「チップスター」が一番好きです。

f:id:seege:20210223044007p:plain

チップスターの良さは、じゃがいもの味が感じられる適度な硬さです。

そして形が揃っている点です。

と、ここまで書いて、ふと思ったのが・・・

「形が揃っている?」

じゃがいもを薄く切ったというのであれば、形が揃うはずがありません。

f:id:seege:20210223052545p:plain

チップスターを調べてみました。

すると、「日本初の成型ポテトチップ」と書かれています。

【出典】チップスター | ヤマザキビスケット

成型ポテトチップ?

初めて聞きました。

成形ポテトチップというのは、じゃがいもを薄く切ったものではなくて、「ポテトフレーク」という、じゃがいもを加熱、乾燥し、フレーク状にしたものを、ポテトチップスの形状に成型し揚げたものです。

つまり、じゃがいもを薄く切ったものではなく、すり潰したものをチップ状に成型したものだったのです。

つまり、本当のポテトチップスでは、なかったことになります。

これは、衝撃でした。

素材の味を味わいたいとか言ってる人が、すり潰して作った、成形ポテトチップスの方が、じゃがいもの味が感じられるなんておかしいですね(笑)

でも、じゃがいもって潰した方が、美味しく感じます。

チップスターは人気ある?

そして、成形ポテトチップスでも、人気ランキングでベスト20の中には必ず入っているという事実があります。

  1. カルビー ポテトチップス うすしお
  2. 湖池屋 ポテトチップス のり塩
  3. ヤマザキビスケット チップスター うすしお味 S

【出典】ポテトチップスの人気ランキング!定番から世界のポテチまで15商品 (2ページ目) - macaroni

  1. オホーツクの塩と岩塩の合わせ塩味 3袋
  2. チップスターS バラエティ 3種4個入
  3. HAPPYサイズ カラムーチョホットチリ

【出典】LOHACO - ポテトチップスの人気売れ筋ランキング

  1. ポテトチップス のり塩
  2. ポテトチップス うすしお
  3. KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感 長崎平釜の塩

【出典】結局一番うまいポテトチップスランキング|ポテトチップス のり塩,ポテトチップス うすしお味,KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感 長崎平釜の塩|他 - gooランキング

 

ポテトチップスのランキングが掲載されていたサイトを3つ見てみましたが、2つのサイトで、見事にベスト3に入っていました。

成形ポテトチップ市場は?

成型ポテトチップスは日本で200億円の市場規模と言われていますが、山崎ビスケットと日本ケロッグの2社の寡占状態でした。

2016年にカルビーも「ポテトチップス クリスプ」を発売しました。

f:id:seege:20210226045513p:plain

これからは成型ポテトチップでは?

成形ポテトチップの一番の利点は重ねることができるので、パッケージがコンパクトになるんですよね。袋のポテトチップスは、どうしても体積が大きくなるので鞄に入れるというのも大変ですし、無理に入れると粉々になります。

でも、チップスターだと丸い筒の中に入っているので割れたりする心配もありません。

何よりも安定供給が可能だということです。

台風などでじゃがいもの供給量が減った時でも保存目的で考えられたポテトフレークなら貯めておくことも、輸入だってできます。(じゃがいもの輸入は規制されていますが、乾燥させたポテトフレークなら可能)

ポテトチップスは新鮮なじゃがいもを使ってというのが、こだわりなのかもしれませんが、薄く切って揚げてしまっている時点で新鮮さは伝わってこない気がします。実際、去年と今年のじゃがいもで作ったポテトチップスの違いがわかるか?と言われたら自信はありません。

実際、成型ポテトチップの方が、じゃがいもの味が感じられると言ってるので僕にとっては、成型ポテトチップの方が合っているんです。

成型ポテトチップの方が合っているのにケロッグの「プリングルズ」もカルビーの「ポテトチップ クリスプ」も実は食べたことがありません(笑)

その理由はというと、プリングルズは店頭で良く見かけるのですが、50gサイズを見たことがありません。100gサイズは鞄に入らないからという理由だけでNGなんです。あと、パッケージに書かれている味の表記から味がイメージできないというのもマイナス要素です。ポテトチップクリスプに至っては、食べてみたいのに店頭で見た記憶がありません。

そもそも、カルビーのポテトチップクリスプというものがあることを、今回ブログを書いていて初めて知ったくらいです(笑)

 

メリットが沢山ある成型ポテトチップです。台風などはこれからも増えたり災害級のものが来る可能性も高いので安定供給という面でポテトフレークやクリスプというのは各メーカーも力を注ぐべきものだと思います。