先日、友人がランチに行くことになり、僕が先日、ブログで書いた飲食店の話をしたんですね。
すると、美味しい和食の店があるからということで、行くことになりました。
そこで、刺身・天ぷら定食か、うな丼そばランチにしようか迷いました。
結局、その時は、刺身+天ぷらより、鰻+そばの誘惑に負けて、鰻の方を選んだのですが、今回は、ランチの話ではないので、割愛します。
食事が出来るまでは、マスクをしていました。
すると、友人が話をしてきました。
家の3階のテレビに、Amazonの「Fire TV Stick」を接続したが、天気の悪い日だとWi-Fiが切れてルーターを再起動しないと、いけなくなるというのです。
まぁ、雨の日だと湿度が高くなるので空気中に水分量が増えるから条件は悪くなるんだろうなぁという気はします。
で、家に、Wi-Fiの中継器を付けたいので、一緒に家電量販店に付き合って欲しいっていうんですね。
まぁ、時間はあったのでいいかなと思ったのと、もう一つ、気になっていたことがあったんです。
それは、「TP-LINK」の中継器です。
これまで、日本の家庭用のWi-Fi機器といえば、Buffaloが有名でした。
ところが、何年か前から、TP-LINKという名前をよく聞くようになっています。
TP-LINKというのは、本社が中国深センです。そして世界42ヶ国に直営子会社や支社を展開しています。
2013年の第一四半期にはWLAN機器において世界市場シェア42.2%を達成して1位になって以来、8年連続で世界シェアNO1という、日本で思っている以上に海外では有名な会社です。
そして、注目しているのが、SOHOや中小企業向けのネットワーク製品のマーケットリーダーということから、価格が、BuffaloやIOデータと比較しても安価なんです。
これまでは、会社だと、Aruba、Ciscoといったところを使い、家ではBuffaloやIODATAを既に導入しているので、TP-LINKを使う機会がなかったんですね。
食事を終えて、家電量販店に向かいました。
付き合ってもらうからということで、ランチはご馳走してもらうことになってしまいましたが、逆に高くつかないかと若干心配になったので、気を使わなくていいですよと、お断りしたのですが、どうしてもということで、お言葉に甘えることにしました。
最初に行ったところには、TP-LINK製品が置いてありません。
あるのは、メッシュ対応の親機が必要なものばかりで、1万円~数万円です。中継器だけで機能するのもありましたが、それでも5,000円以上します。
TP-LINKだと、家電量販店でも、3,000円以下で購入できるはずなんです。
友人に確認した上で、別の家電量販店に向かいました。
そこには、TP-LINK製品が置かれています。
そこで目についたのが、TP-LINK RE230です。
まず、3年保証です。
24時間電源を入れたままにして使うものなので、保証期間というのは重要です。
そしてルーターを選びません。
本当か、どうかはわかりませんが、「お家のすみずみまでWi-Fiを届けます」とも書かれてあります。
これは、Wi-Fiの死角を排除するように設計された2本の内部アンテナが搭載されているからということです。
あと、電源プラグが内蔵なので、コンセントが余っていれば、そのまま差し込めます。
それで、価格が2,800円。
Amazonで2700円程度だったので、これ位の差なら文句ありません。
更に、ファームウェアをアップデートすると、メッシュWi-Fiにも対応できるということなので、まず、これだけを購入して試してみて、弱いようならOneMesh対応ルーターを購入すれば、メッシュWi-Fiにすることも可能です。
メッシュWi-Fiとは
これまでの中継器は、ルーターがカバーできる範囲から外れると、ネットワークが切断されて、近くの中継器に接続される仕組みでした。このため、フロアを移動するとネットワークが一旦、切断されてしまいます。
しかし、メッシュWi-Fiでは、イメージ的には、ルーターがカバーできる範囲が広がるイメージです。(下図左が従来の中継器、右がメッシュWi-Fi)
このため、フロアを移動してもネットワークが一時的に切断されることがないので、死角がなくなるというのです。
このようなことから、僕も実は家のWi-FiをメッシュWi-Fiに変えたいと思っていたりするので、今回、TP-LINK製の安価なもので、不具合が解消されたら、僕もTP-LINK製でメッシュWi-Fiを構築してみようかと思いました。
友人宅の場合は2階にルータがあるということなので、2階と3階の中間当たりにコンセントがあれば、RE230を接続して問題は解消するものと考えました。
階段にコンセントがあるかを確認すると、あるということだったので、RE230に決めました。
ランチをご馳走してくれたということは設置と設定も依頼するつもりだったからだと思っていたので確認すると、その通りだと笑っていました。
まぁ僕もRE230がどれくらいのものか興味があったので願ったり叶ったりです。
RE230を設定してみた。
友人宅で早速設定を開始しました。
設定する際の選択肢は3つ
なら、最初の選択肢は1つで、WPSボタンでの設定です。
この場合のステップは2つです。
Step 1: ルーターのWPSボタンを押してから2分以内にRE230のWPSボタンを押す。
Step 2: 接続が完了したら、RE230最適な場所に設置する。
これだけです。
では、実際に行った手順です。
手順1:
- RE230をルーター近くのコンセントに差し込みます。
→ 電源ランプが点滅から点灯に変わるのを待ちます
手順2:
手順3:
- RE230のWPSボタンを押します。
※RE230側には「WPS」というボタンが見つからず、鍵のような絵が印刷されているボタンがあり、これがWPSボタンのようです。
→ Wi-Fiランプ(下図赤枠部分)が点滅から点灯に変わるのを待ちます。
手順4:
- RE230をコンセントから抜いて、適切な場所のコンセントに差し込み、全てのLEDが点灯するまで待ちます。
これだけです。
実際は、友人宅の2階と3階の間にコンセントがなくて、2階のルーターを設置している部屋の外の壁にコンセントがありました。他になかったので、仕方なく、そこに接続しています。
RE230への接続方法
ネットワーク接続に、ルーターのSSID名の末尾に「EXT」という文字が付加されたものが増えます。
2.4GHzと5GHzの両方が自動で追加されます。
どちらに接続しても暗号化キーの入力を求められますが、これは、ルーターで設定されているものと同じものになります。
接続してみると?
実際に接続してみると・・・
3階に行って、Fire TV StickのWi-Fi接続で、RE230への接続を追加しました。
電波の状態は強で良好です。
動画を再生しましたが、途切れたり止まったりすることもなく普通に再生できました。この日は、珍しく天気が良かったので、雨の日での検証はできませんでしたが、まぁ大丈夫ではないかと思いました。
友人に接続方法も説明して、ここまでで15分程度でした。
友人の目的も自分の目的も全て達成できたので、帰ろうとすると、友人が、「実は・・・」と切り出してきました。
2階のノートパソコンも3階に持っていくことがあるので使えるようにして欲しいというのです。
接続方法は説明したはずなのに・・・と思ったのですが、今度は自分で行ってもらいました。こちらも無事終わり、帰ろうと外に出ると、丁度、友人の奥さんが帰ってきました。で、話をしていると実は、1階の浴室でも自分のスマートフォンを使いたいというのです。
え?3階だけじゃなかったの?と思ったのですが、今回、2階の壁のコンセントにRE230を接続しているので、1階でも電波が届くのではないかと考えて玄関先で奥さんのスマホで接続してみました。
家の外に出てしまったの電波は時々弱くなっていましたが、予想通り接続できそうです。
今回、ルーターが2階で、RE230を2階の階段近くの壁に設置できたことで1階~3階まで接続できるようになりました。
2800円程度と安価な価格で更に簡単に設定もできるのですから、申し分ない投資だったと思います。(僕へのランチ費用もありますが、専門の人に依頼すれば、もっと高かったはずです(笑))
TP-LINK恐るべしという感じです。
僕も、今回の結果から自宅のWi-Fi環境をTP-LINKで構築する気持ちが強くなりました。
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- メディア: Personal Computers