最後に映画を観たのは・・・2020年3月?
最後に映画を観たのが、2020年3月初で、その後、緊急事態宣言が出されてからは見にいってません。正確には外出自粛で行けなかったというのが正しいのですが・・・
映画館も収益が減って困っているんだろうなぁと思っている中で、「鬼滅の刃」が孤軍奮闘で、興行収入が約350億円、観客動員数は、約2500万人を超えているというのは、追い風になっているのでしょう。
それでも映画の興行収入は過去最低だということでした。(2020年末時点)
その内、鬼滅の刃だけで22%を占めていたということなので、鬼滅の刃がなかったら、どうなっていたんだろう?と恐ろしくなります。
一時期、映画館に行く人が減っていましたが、2019年は驚くほどの人が増えていて嬉しく思っていたのに、また、元に戻るのかと不安に思います。
イオンシネマが新しい取り組み
そんなことを考えていると、イオンシネマから新たな取り組みを始めるとの案内がありました。
「ワンデーフリーパスポート」です。
- 劇場オープンから最終上映まで1日イオンシネマで映画観放題+ソフトドリンクM、ホットドリンクSが飲み放題
- 実施期間:2021年1月29日(金)~2021年3月4日(木)
- 価格:2,500円
※3D、4DX、IMAX、プレミアシート、アップグレードシート、ゴールドクラス等の上映作品・特別席は追加料金
※1名1日1枚まで
※他にも注意事項あり
これは映画好きには、たまらない内容です。映画も今は当日券だと1800円です。更にドリンクを飲めば2300円位にはなります。それが、観放題、飲み放題で2500円は破格です。
正直、凄いなぁと思いました。
収益が少ない、このタイミングでフリーパスポート+飲み放題企画を実施しないといけないというのは、イオンシネマにとっては、かなりキツイだろうと思います。
しかし・・・
肝心の映画が充実していないんですよね。
GoToトラベルやGoToイートが実施されていた頃、映画を見に行こうかな?と考えたのですが、上映中の作品を確認すると再上映作品ばかりで、観たいと思うものがありませんでした。それは今でも変わっていません。決定的なのは、ハリウッド映画が激減していることです。
米国は新型コロナにより、ハリウッドでは12万人が失業、映画館は2020年8月下旬まで休館で現在も営業している映画館は70%程度だそうです。
このため、米国でも劇場公開と同時配信という作品も増えています。
こんな状態ですから製作費何百億円という映画は出資者が集まるはずもないでしょうから作れないことになります。
日本の映画は現在は、邦画人気だとは言っても、やはり制作費のかかった洋画がないと興行収入は減るのは間違いありません。邦画好きの僕でも5回に1回は洋画を見てました。
こんな状態でも「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入は約350億円なので、面白い映画があれば稼げるのです。
実写映画は密を避けた形での撮影が必要になるので、特にロケ撮影は大変だと思います。鬼滅の刃のようなアニメであれば、密を避けて制作することはできるかもしれませんが、アニメ制作は映画作品だと1年~2年を要すると言われています。
そうすると、舞台やコンサート、更にはスポーツも映画化というこれまでだと考えられなかったようなものが映画になっていくかもしれません。
それでも、ハリウッド映画の復活がないと映画業界は苦しいと思います。
また、映画館も密を避けるために、一時期、多かった、車に乗ったまま映画が見れるというドライブインシアターのようなものも復活するかもしれません。
映画館が無くなるなんてことは考えたくないので、僕も微力ながら映画館に足を運ぶことくらいはしないといけないですね。
最低でも月1回は、見に行かないといけないよなぁ〜