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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

中立・公平性が失われている石川県のマスメディア

失言ばかりの谷本知事

石川県の谷本知事、コロナ渦の中で、これまで数々の問題発言や、対応をしてきました。

東京都が都民に対して、外出を自粛するようにお願いをしている時期に、

  • 息抜きをしたい方でお越しになれる方があればね、リフレッシュしたいという方がおられればおいで頂いたらいいんじゃない

と言ってしまい、記者が谷本知事に東京都知事が外出自粛を要請した点に触れれば、

  • だからこそ、受け皿が必要

と語っています。

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最近では、新型コロナの症状が出ているにも関わらず、PCR検査を実施せず、死亡させてしまったにも関わらず、谷本知事のコメントは、

  • コロナ特有の症状が出ていなかったので、検査は必要ないと医師が判断した。お気の毒だが、誰を責めるというわけにはいかない

とケロッとした顔で答えていました。

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上記の報道がされて10日後には、後援会メンバー90人との会食を行っています。

この件について、谷本知事は新生活様式と感染対策をしっかり行っていれば、それ以上は何も言えない。と答え、では、その2つが行われていれば、行っていいということですか?という記者の質問にも以下のように答えています。

  • 慎重に対応してくれということは、お願いしますけれども、前提としてはしっかり感染防止対策を、しっかりと講ずる。そして、利用する側もね、それなりの心構えでしっかり対応するということがあれば、あれば、それは、その・・・会議の内容の重さいかんでしょうけど、あるということはあると思いますがね。

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全て全国ニュースにもなっているにも関わらず、地元のメディアでは、ほとんどとりあげられず、2020年12月に全国的に報道された内容に至っては、全く触れられていません。2021年の谷本知事、年頭記者会見で、年末の90人会食について質問したのは、地元メディ以外の記者でした。

地元メディアが谷本知事に行ったのは、機嫌を損ねることのない無難な質問だけでした。

石川県の主な、マスメディア(民間)というのは、以下になります。

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最も歴史が古いのは、北國新聞で、北國新聞のオーナーが北陸放送を設立します。

その後、石川テレビテレビ金沢北陸朝日放送の順に開局します。

北陸朝日放送の開局時に、朝日新聞北國新聞が対立したのですが、このため開局当日になっても、北國新聞に開局広告や開局特集を全く掲載しないということを行っています。なぜ、対立したのかは、わかりませんが、北陸朝日放送の開局当初、以下のようなテロップが流れていたことと関係があるのかもしれません。

  • 北陸朝日放送は不偏・不党の立場で公平、且つ客観的な番組を見ていただくよう努めてまいります。

現在でも、北國新聞のテレビ欄は、チャンネル順ではなく、以下のように北陸朝日放送を右端に掲載しています。

これは、北國新聞に限ったことではなく、新聞社毎に関係の強いテレビ局の欄が目立つようにしているのが当たり前になっています。

しかし、そんなことは、読者には関係がないので、チャンネル順に並び変えるのが新聞社としての公平・中立だと僕は思っています。

石川県のマスメディアのドンは北國新聞? 

北國新聞
 会長:飛田秀一
 社長:温井伸
 主要株主:不明
北陸放送 
 社長:吉藤徹
 主要株主:北國新聞北國銀行、TBS企画、大和、金沢学院大学、石川県、金沢市
 備考:北國新聞のオーナーでもあった嵯峨家がオーナーだった)

石川テレビ 
 社長:根布 寛
 主要株主:東海放送会館、中日新聞東海テレビ放送、フジメディア、朝日新聞、読売新聞、北國新聞

テレビ金沢
 社長:築田 和夫
 主要株主:北國新聞、読売新聞、日本テレビ、フジメディア、中日新聞朝日新聞日本経済新聞

北陸朝日放送
 社長:能田剛志
 主要株主:テレビ朝日朝日放送朝日新聞社中日新聞名古屋テレビ放送、フジメディア、日本経済新聞、読売新聞
 備考:開局時に、朝日新聞側と北國新聞側が対立

上記の内容を見ると、北國新聞社は、北陸朝日放送を除く全ての局の株主に名を連ねています。北陸放送テレビ金沢筆頭株主北國新聞社です。中日新聞系列の石川テレビでも北國新聞社が株主になっています。

北國新聞社朝日新聞社が対立していたのは、株主に北國新聞社を加えることについてのもだったのかもしれません。そうすると、「不偏・不党の立場で公平、且つ客観的な番組・・・」というテロップを流していたことも納得ができます。

石川県のマスメディアについては、北國新聞がドンのような立場だということだと思います。つまり、北陸朝日放送を除き、北國新聞の顔色を伺う必要があるのではないか?ということです。

北陸放送の株主には石川県、金沢市の名前があるのも気になります。

地元のマスメディアについては、公開されていない情報が多く正確なことはわからなかったのですが、ここまでの谷本知事に関わる報道を見ている限り、何らかの忖度が行われていると考えるのが自然です。

中立・公平性が失われたマスメディアの報道を信用することはできません。