他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
2020年6月、出張先のホテルのでテレビを見ていると、渡部さんの不倫報道ばかりで、うんざりしていた記憶があります。
これだけ騒がれ、叩かれるというのは、渡部さんのこれまでの言動を面白く思っていない業界関係者が多かったんだろうなぁって思っていました。
まぁ、問題が発覚した時点で直ぐに会見をしていないので、自分の身が可愛いだけの人で、謝罪の気持ち・反省という気持ちが弱かったのでしょう。
事務所のホームページに、本人からだというコメントが掲載されていますが、気持ちが全く伝わってきません。
- 今回の報道に関しましては、私の不徳の致すところであり、
家族を深く傷つけ、また、普段お世話になっている仕事関係の皆様、応援をしてくださる皆様に対し多大なご迷惑をおかけしたと大変猛省しております。
妻にも説明し、謝罪しました。
誠に申し訳ございませんでした。【出典】NEWS ニュース - 渡部建に関するご報告 : JINRIKISHA OFFICIAL WEBSITE プロダクション人力舎オフィシャルウェブサイト
記者会見も行わず、週刊文春のインタビューに答えておけば、事実を本人の口から語ることなく、暫く自粛していれば、騒動も収束し、タイミングを見て復帰すれば、笑って許してくれるとでも思ったのでしょうか?
そんな中、2020年11月21日に以下の内容が報道されます。
不倫騒動で活動休止中のアンジャッシュ・渡部建が、大みそかに放送されるバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)でテレビ復帰することが明らかとなった。
【出典】渡部建、『笑ってはいけない』出演は「出オチ」!? 日テレにクレーム殺到で、「何ができる?」と関係者も首をかしげるワケ(2020/11/21 12:00)|サイゾーウーマン
2020年11月18日に大晦日に放送される番組の収録を行っているのですから、既に芸能活動を復帰したことになります。
この報道を知った人の多くは、おいおい、ケジメも何もつけず、復帰かよ?って感じたはずです。
案の定、この報道でSNSではバッシング発言が飛び交ったようです。
人力舎から会見案内
そして、2020年12月2日に渡部さんの所属事務所である「プロダクション人力舎」からマスコミ各社に会見案内が送られます。
内容は「本人より一連の報道についてご説明させていただく場を2020年12月3日にもうけさせていただきます」というものです。
最近の記者会見では当たり前になっている、時間制限なしのエンドレス会見です。多くの報道陣が殺到することが予想されるので、開城1時間30分前から整理券を配布するという内容も書かれているので、ついに渡部さんも覚悟して記者会見を行う気になったのだと誰もが感じたはずです。
会見は、夜の7時からなので、昼のワイドショー、夕方のニュースを避けるような時間帯です。
夜7時から記者会見の意味は?
僕は記者会見の内容よりも、「夜の7時」ということに、どういう意味があるのか気になりました。
「夜7時」といえば、民放のテレビ局では夕方のニュース番組が全て終わる時間帯です。注目度が高い記者会見だったので、本当は昼のワイドショーで生中継したかったはずです。昼のワイドショーは生放送なので渡部さんが行ったことを考えると、内容的に際どい質問が飛び交う可能性が高いです。そうなるとテレビでは放送できないような内容が飛び出てくる可能性があります。
これを回避するため、編集した上で放送するのがベストだという選択となり、編集時間が確保できる時間帯が夜の7時ということだったのでしょう。
記者会見の内容は?
今回、TVerでもライブ配信をしていたので、TVerを見ながら、SNSでどのような反応を示すのかも興味があったので同時に見てました。
意外にも囲み会見スタイルでした。
まぁ渡部さんが行ったことを考えると、司会者がいて、テーブルを置いて座りながらの会見というのは反感を買いそうな感じなので、仕方ないのかな?と思います。
ただ、近くに所属事務所の人が、いなかったようです。
半年も会見をしなかったのですから、味方なんていない状態のはずです。そんな記者会見にタレントだけを送り出すというのは、タレントを信じてというよりも、「勝手にしろ!」って感じなのかな?という印象を受けました。
事務所と渡部さんの関係
つまり、事務所と渡部さんの間の信頼関係が崩れているのではないかと思います。
考えられるのは事務所は早い段階で記者会見を求めていたのに、渡部さんは頑なに拒否し、問題のテレビ収録も事務所は反対したにも関わらず渡部さんが、そろそろ復帰したいと強く言うため仕方なく事務所も受けたのだと思います。
その結果、会見もしないで復帰するのか?といったバッシングを受けることになります。
極秘で行った収録だったので、収録したことが、まさか流出するとは思っていなかったはずです。
しかし、渡部さんのことをよく思っていない人は多いので番組関係者が意図的に流したのではないかと僕は思っています。
日本テレビにとっては毎年恒例の年末の番組なので、バッシングされたままだと番組の動向にも関わることになります。
もう放送日まで時間もないので、どう対処するのか?協議を行うことになります。
記者会見を行わずに復帰は受け入れてもらえないのであれば、記者会見を行うしかなくなります。
そして記者会見を行うに際して、日本テレビ側が提示した条件は「番組収録」の件は、絶対に口にしないで欲しいというものです。しかし、この段階で誤魔化せるものではありません。
更なる誤算
更に誤算は続きます。
事務所は、会見で不倫報道の内容に質問が集中すると思っていたのでしょう。ところが、会見案内で「一連の報道についての説明」をマスコミは旬のネタである、番組収録、芸能活動の復帰に関するものと受け取ります。
記者会見をこのタイミングで行うのですから、今更、謝罪・釈明だけであるはずがない。芸能活動復帰に関する内容だと思うのは当然です。
人力舎は前社長である、玉川善治さんが2010年6月11日亡くなられて、こういったことを予測・判断できる人がいなかったのかもしれません。
単調で気持ちのない受け答え
記者会見での渡部さんの受け答えが、「申し訳ございません」、「おっしゃる通りです。」、「そう思われても仕方ありません。」といったことを繰り返す単調なもので、更に言葉だけで気持ちが伝わってこないので、これでは記事になりません。
見てる方も、これいつまで続けるのだろう?って感じになってきました。
そこへ、年末の番組収録の質問をぶつけると、「僕の口からは何も申し上げられません」と、質問に対する回答を拒否するような発言が出てきました。
「もう、これしかないな」と記者の多くの方は思ったはずです。
何も言えないと言っている、番組収録のことを言わせるしかない。
ここからは、記者の人も同じ質問を繰り返します。
会見や食リポには向かない渡部さん
渡部さんを知性派とか言っている方もいるのですが、渡部さんのグルメ番組を見ていてもコメントが聞いたことあるような表現や内容ばかりなんです。自分が本当はどう思っているのか?というのが受け売りの言葉ばかりなので気持ちが伝わってこないんですね。
食べたあとの感想も、うーーん、うーーんと唸るばかりで、味の表現は全くできません。
渡部さんはグルメ王とか言われていますが、全て人に聞いた話や評判の良い店に行ってるだけで自分で見つけた店というのは、ほぼないはずです。
つまり、渡部さんって普段から自分で考えるとか、自分で感じたことを表現するということをしていないので、臨機応変な受け答えが苦手なんです。
それは自分自身が一番わかっているはずです。
だから臨機応変な対応を必要とする記者会見なんて渡部さんには荷が重すぎたのです。
記者の方達もそれは周知しているので、追い詰めていけばポロっと言ってくれるはずだと思ったはずです。
それで、集中砲火のように、色々な質問を渡部さんに浴びせたことが、いじめのように見える人もいたはずです。だから、SNSで記者を批判していた人達の気持ちも、わかります。
でも、記者の人達にすれば、半年も経って、もう渡部さんの謝罪なんてどうでも良いことなんです。それよりも、年末の番組に出演したのかどうか?芸能活動を復帰するのか?ということが重要だったんです。
会見案内を見て、当然、このことを期待していたのに、「自分の口からは申し上げられない」と言われ、更に今回の記者会見は、6か月前のことに関する謝罪会見だと言われたら記者の人達にすれば、「ガキの使いではない」と言いたくなる気持ちもわかります。
僕もマスコミは決して好きではありませんが、こと、渡部さんの会見については、記者会見だと呼んでおいて、肝心なことは「自分の口からは言えない」のであれば、言える人を用意しておくべきでは?と言いたくなります。
SNSの意見は風向きにより変わる
記者会見を見ている人たちがSNSで書きこんでいる内容ですが、最初は渡部さんに批判的だったのが、徐々にターゲットが記者に変わっていきました。
記者に対して「偉そうだ」「なにさまだ?」とか「いじめだ!」とか「つまらない質問をするな」といった書き込みが徐々に増えていきました。
ついには、渡部さんが可哀そうだとか言ってくる書き込みまで出てきました(笑)
記者会見が始まったころは、渡部さんに対する風当たりは強かったのに、1時間もすると渡部さんに同情的になるのですから、「SNSと秋の空」って感じです。
記者会見は記者のためのもの
記者会見はマスコミに案内が行くのであって僕を含めて一般の方には案内は来ません。
そして、記者の方は趣味や遊びで記者会見に行ってるわけではなく仕事なんです。このため行くからには成果が求められます。
テレビなら視聴率が取れないいけませんし、週刊誌や新聞だと記事を書いたものが売れる必要があります。
だから、今回の渡部さんのように今回は、単なる謝罪会見ですなんて言われてしまうと、記事にならないので「ふざんけんな!」感情が芽生えるのは当然なんです。
記者の人達は、別に渡部さんのために、取材しているわけではなくて、興味を持ってもらえそうなネタが欲しくて取材しているんです。
そこんところを、はき違えて、Youtuberに転身した芸人さんは、「渡部のことを良く知らん人間が、渡部なんて能力ないし面白くないと言ってる人は渡部のことを知らないだけ。知ってる人からすれば、彼は凄く能力が高いです」と言ってました。
渡部さんのことを知らない人間でも、彼が人として批判されるようなことをして、記者会見が嫌だったから逃げ回って、こっそり芸能活動復帰しようとするズルい人だということは知りました。
芸人として能力が高いとか低いの話じゃないんです。
人として正しいかどうか?ってことなんですよ。
だから、僕は渡部さんを今回の会見を見た限り、人として認めることができません。
そんな渡部さんに、沢山の人に見られる仕事を続けて欲しくはありません。