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プロ野球のクライマックスシリーズで日本の野球に興味がなくなった。

2020年の日本シリーズが終わって・・・

2020年のプロ野球日本シリーズが、福岡ソフトバンクホークス読売ジャイアンツで行われましたが、福岡ソフトバンクホークスが4連勝で優勝が、あっさりと決まりました。

プロ野球の試合は、10年以上見ていませんでした。

子供の頃、野球をやっていたので、野球に興味がないわけではないのですが、今年は、あることがきっかでで、日本シリーズは見ました。

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あることとは?

見なくなったのは、「クライマックスシリーズ」が始まるようになってからです。

巨人ファンだったので、セリーグでも「クライマックスシリーズ」が始まった、2007年の翌年から見なくなった記憶があります。

クライマックスシリーズというのは、ペナントレースで1位~3位のチームにより日本シリーズ進出への参加権を争うというものです。

そして、2位と3位が試合をするファーストステージ、ファーストステージの勝者が1位と試合をするファイナルステージに分かれています。

ファーストステージは全3試合、ファイナルステージは全7試合で、1位チームには1勝のアドバンテージが与えられるので3回勝てば日本シリーズに進出できます。

なぜ、ペナントレースで優勝が決まったにも関わらず、もう一度、1位~3位で日本シリーズ進出をかけて戦う必要があるのでしょうか?

セリーグ優勝おめでとう!とか大騒ぎして、さぁクライマックスシリーズで、3位のチームが日本シリーズ進出となれば、何?って感じです。

ペナントレースを戦った半年間は何だったのでしょう?

ペナントレースの順位がが反映されず、ペナントレース上位3チームで再度トーナメント戦を行って勝ったら日本シリーズ

何度考えても意味が分かりません。

昔よくテレビのクイズ番組で行われていた最終問題を正解すれば全員が優勝のチャンスがあるという、あのルールと同じようなものです。

そんなわけで、クライマックスシリーズが始まるようになってから日本のプロ野球に対して急激に冷めてしまいました。

クライマックスシリーズとは?

そんなクライマックスシリーズについて、以下にまとめました。

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なぜ、ペナントレースの結果を、蔑ろにするようなことを、行うようになったのかというと、ペナントレース優勝後の消化試合を減らすためだとか。

プロ野球の公式戦は決められた試合があり優勝が決まっても、決められた試合数は行うことになっています。

優勝が決まってしまえば、あとの試合は、試合数を消化するだけなので消化試合と呼ばれています。

消化試合は優勝とは関係がないので、試合をする選手も気が抜けますし、観に行く人も減ります。

これを少しでも回避しようと、2位、3位になれば日本シリーズ進出のチャンスを残しますよってことで、作られたのがクライマックスシリーズです。

これにより優勝後も、2位と3位争いで公式戦を盛り上げようというのが建前ですが、実際は興行売上目的のものです。

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新型コロナの影響で2020年のクライマックスシリーズパリーグセリーグで変わりました。

パリーグは、1位と2位でのクライマックスシリーズを行い、セリーグは行わずにペナントレース優勝チームが日本シリーズに進出するというものです。

今年、日本シリーズを見ているのは、セリーグクライマックスシリーズを中止し、ペナントレース優勝チームがそのまま日本シリーズに進出するなら、見ても良いかな?ってことからです。

久しぶりに日本シリーズを見た感想

2020年の日本シリーズを見た感想ですが、福岡ソフトバンクと巨人との実力差が明白でした。

まるで、高校野球の優勝校と中学野球の優勝校が戦っているような試合です。

以下に僕が気になった成績を集計してみました。

 

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目立つのはやはり、得点です。

福岡ソフトバンクが4試合で26得点に対して、読売巨人は4得点です。

昨年も4連敗したということなので、1年あっても差を埋めることはできなかったということですね。

ターニングポイントは初戦の1回裏

しかし、それだけの差が生じてしまったのは実力の差というよりも、選手・監督・コーチ陣のメンタルの差だと感じました。

そして、全ては初戦で投げた菅野投手がポイントだったと思います。

一回表、読売巨人の菅野投手は見事に抑えました。

巨人にとってのターニングポイントは、その裏です。

福岡ソフトバンクの千賀投手の投げるボールは素晴らしい球威でした。

野投手も素晴らしかったのですが、千賀投手の前では影が薄くなりました。

野投手も千賀投手のピッチングを見ていて、これは点を先に取られては勝てないと感じたはずです。

これで、2回表の菅野投手のピッチングは1回表とは別人のように変わりました。

いきなり先頭打者の4番グラシアル選手にヒットを打たれます。

そして続く、5番の栗原選手にホームランを打たれ2点を先制されました。

この瞬間、巨人の選手の頭の中では、昨年からの日本シリーズ連敗記録更新が脳裏をよぎったはずです。

結果は、その通りとなりました。

2回表から巨人の選手の表情は終始暗くなりました。

信頼しているエースが萎縮して打たれてしまえば打撃に影響が出るのは当然です。

反対に福岡ソフトバンクはリラックスした状態で野球ができたのですから、仮に普段の実力差が同じだったとしてもメンタル面で、これだけの差があれば、今回の結果になるのは当然です。

千賀投手のピッチングにバッターではなく、投手が影響されてしまい、それがチーム全体に拡がってしまった典型的な例だったと思います。

スポーツってメンタル管理って大切なんだと改めて実感しました。