ひとりでもできることTOP10
ひとりでもできることTOP10という内容が気になり見てしまいました。
- カフェに行く
- ラーメン屋・牛丼屋に行く
- 映画鑑賞
- ファミレスに行く
- 日帰り旅行
- 宿泊の伴う旅行
- 音楽ライブ・コンサート
- スイーツ専門店に行く
- 舞台鑑賞
- スポーツ観戦
僕も、スイーツ専門店に行くこと以外は全て普通に行っています。
これは、スイーツ専門店は、一人じゃなくても行かないので、一人だから行けないのではなくて、スイーツだけを好んで食べることがないからです。
1人で食事したり映画を見たりするのって、いつもだと寂しいかもしれません。
でも、人目さえ気にならなければ「おひとり様」が良いという時もあると思うんですね。
最近は、事情があって行かなくなりましたが、一人でフレンチのコース料理というのも普通にできてしまいます(笑)
おひとり様の方が得する場合も
人目が気になるから1人だと抵抗が生じるわけです。
でも、最近は、色んな場面で、ひとり様が増えてきたように感じます。
特に増えてきたと感じるのは映画館です。
凄いと思うのは、ディズニーシーに行った時に一人で来られている人が意外と多かったことです。
アトラクションの順番待ちで、列から外れて一人で立っている人がいました。
何か悪いことでもしたのだろうか?と思っていたのですが、一人で来られた方で、前にいた方も3人で来られていた方がいて1人分の空席ができて、そこへ案内されていました。1人だと晒し者のようにされて空席ができるまで待たすなんてディズニーらしくないな。やっぱり混んでると背に腹は変えられないのかと感じました。しかし実はこれ、シングルライダーというもので、1人の場合に利用できるサービスで指定のルートで案内され、空席ができれば直ぐに乗れるので待ち時間が短くなるというものです。
そういえば、僕もガイドツアーで別のアトラクションでしたが行列の横をすり抜けて別ルートで入り、待つことなく乗ったことを思い出しました。
ガイドツアーというのは予約制のサービスで、別料金が発生しますが、全部で12名程度の参加者を募り、ディズニーのスタッフの方が園内を案内してくれるというものです。ただ、案内してもらうだけではなく、いくつかのアトラクションが待たずに利用できたり、通常は入れないような場所に案内され、そこにミッキーマウスが現れて一緒に写真撮影ができるというサプライズもあったりする、別料金を払うだけの価値があるものでした。
ディズニーのアトラクションには待たずに入れるルートが用意されていて、おひとり様だとシングルライダーというサービスを使うことで無料で特別な体験ができるのですから、これは逆にお得なサービスだと認識がコロっと変わりました。
ディズニーのようにおひとり様でも得した気分にさせるサービスもあるということです。
おひとり様が増えていけば
大抵のことは、おひとり様でできてしまう僕ですが、それでも遠慮する場合って多々あります。
テーブル席しか空いてなくて4人掛けのテーブルを1人で使用するというのは気が引けます。
居酒屋のように大勢が集まって飲んだり食べたり話したりする場所に1人で入るのも気が引けます。
でも考えてみれば、人って大勢で飲みに行く時って日時を決めて場所も予約を取っていくことになるので、毎日のように利用するわけではありません。
1人の時に、食事をしたいと思って、気軽に一人で食事できる場所ってオフィス街でもない限り意外と少ないんですよね。
今でこそ、一人焼き肉専門店、コロナ前から席と席の間に仕切りがあるラーメン店、一蘭、一人カラオケ専門店といった、おひとり様向けの店が増えてきましたが、新型コロナで密を避けるという意味では、おひとり様向けの店というのは今後、需要が増えていくのではないかと思います。
7割近くが一人で外食ランチが苦手
一人で外食というのが苦手だという人が7割近くもいるそうです。
特に女性の場合に多いようですね。
僕も最初は一人でコース料理なんて敷居は高かったです。
しかし出張で一人で食事することが多くなると、一人で入れないような店を避けていると食事が偏ってしまうんですね。
コンビニ・立ち食いそば、ラーメン・ファーストフード・ファミレス・・・
これだと流石に食事が嫌になってきます。
「もっと違うものを食べたい!」この気持ちが、敷居を低くしてくれました。
初めての「おひとり様」コース料理の思い出
僕が初めて一人で入ったフランス料理店のことは今でも忘れません。
店に入ると、ギャルソンが席に案内してくれました。
一人だということで、席に座ってからも色々と話しかけてくださり一気に緊張が解けました。
一人でスーツ姿だったので、出張だと思われたのでしょう。
本日はどちらからですか?と聞かれたので金沢からですと答えると、スキーによく行くので金沢にも行ったことがあります。その時は白山麓(はくさんろく)の、名前が・・・と思い出せないようだったので、一里野(一里野温泉スキー場のこと)ですか?と尋ねると、「そうです!」と嬉しそうにその時の思い出を話してくれました。
一里野なら、長野の方が近いし雪質も良かったのでは?と尋ねると、長野は混んでいるのでということ納得しました。
その頃はまだ、北陸新幹線も開通していなかったのですが、その方は車でスキーに行くそうです。
オーダーをしていないことに気がつき、ワインリストを見せてもらいました。
するとグラスかボトルだけでした。
手持ち無沙汰にならないようにワインはグラスでなく、ハーフボトルにしたかったのですがハーフボトルは用意されておらず、だからといってボトルを1人で飲み切る自信がありませんでした。
色々と経験していく中で、残すというのがマナーの場合もあることを知り、何年かするとボトルで頼んで残すということを行うようになりました。
ハウスワインだと残す意味はないのですが、何万円もするようなワインだと店の方も簡単には味見ができないので、よろしければ勉強のために飲んでみてくださいという意味があります。
一応、ハーフボトルはないんですよね?と聞いてみました。
答えは、はい、申し訳ありません、しかしハウスワインであれば、デキャンタでご用意することもできますということでした。
これも、ギャルソンの配慮で対応してくださったようで、2回目に行った時には、別のギャルソンでハウスワインをデキャンタでとお願いすると、申し訳ありません。
グラスかボトルになりますと返ってきたので察しました。
その後も、料理と料理の間の時間が空くとギャルソンの方が来て話しかけて下さり、とてもリラックスした感じで食事を楽しむことができました。
この店なら、一人でも人目を気にせず、コース料理が食べられることがわかったので、東京出張の際には必ず利用するようになりました。
最初が、こんな良い店だったので、「おひとり様」に抵抗がなくなったのは間違いありません。
そういう意味で、ギャルソンの方には感謝しかありません。
僕のこれまでの経験だと高級店と呼ばれる店の方が、「おひとり様」に対して心配りを感じました。
こういった経験が「おひとり様」以外の時でも高級店を選ぶようになったのだと思います。
このように「おひとり様」でないと経験できないこともあるわけです。
「おひとり様」に抵抗がある方は、是非、積極的に体験してみてください。
「おひとり様って最高!」です。