seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

高校時代のお小遣い、いくらだった?

1か月のお小遣い5,000円は少ない?

Twitterを見ていると、高校生のお小遣いが、1か月5,000円は少なくないか?といった「つぶやき」がありました。

f:id:seege:20200927042107p:plain

考えてみれば、毎日、自販機で100円の飲み物を買うだけでも1か月で3,000円です。

当然、欲しいものもあるでしょうし、今の高校生だとスマホは当たり前でしょうからスマホで月額2,000円の支払いがあれば、それだけで5,000円になります。

僕の高校時代は?

あれ?そういえば僕の高校時代ってどうだったんだろ?

毎月のお小遣いっていくらだった?

お小遣いの額は、正直、覚えていません。

それは、お金に困った記憶がないからです。

こう書いてしまうと勘違いされるかもしれませんが、お小遣いを好きなだけ貰えていたということではありません。

お金を使うことが、ほとんどなかったからです。

僕の高校時代の生活は学校が中心でした。

朝、学校に行き、夕方に家に戻り、夕食前に復習を済ませ、あとは自由に過ごす。

学校では、お茶を水筒に入れて持って行き、昼は弁当でした。

学校には徒歩で通えたので交通費もかかりません。

学校が終わって友達と話すときは自分の家か友達の家。移動は自転車なのでお金はかかりません。

話すこと以外にも図書館や書店、卓球やバドミントンをするために体育館に行ったりもしていました。それでお金を使うのは、体育館の入場料である100円程度でした。

おじさんが新聞社に勤めていたので、映画の招待券や野球、サーカス、各種展覧会といったチケットなどが貰えました。

友人も親の仕事の関係でコンサートのチケット等が手に入るとかで、チケット類にお金を使うことがなかったというのは大きかったかもしれません。

だから、バイトというのも経験したのは1回だけです。

それもお金が欲しくてというよりも、冬休みに郵便局(年賀状配達)でのバイトを友達がしたいので一緒に行かないかと誘われて興味本位で、やってみたというものです。

しかし郵便配達のバイトが、初めて自分で稼いだお金ではあったのですが、いくら貰ったのかも覚えていません。

飲食店に入るとか、買い物に行くのは友達ではなく家族。それが当たり前だったので、外食や買い物でお小遣いを使うということも、ほぼありません。

せいぜい、夏休みのお祭りで、夜店で売られていた、たこ焼き、りんご飴を買う程度でした。

それは自分だけでなく、友達も同じだったので決して我慢していたというものではありません。

高校時代は、それくらい、お金を使わない生活が日常になっていました。

僕の高校時代と違う・・・ 

今の時代って、高校生同士で普通に飲食店に入ったりしています。

買い物も家族と一緒ではなく、友達同士、一人で行くのが当たり前です。

そんな生活を高校生がしていたら、お金が必要になるのも当たり前です。

1か月5,000円どころか3万円あっても足りなくなります。

出かける頻度が多くなれば、同じ服では・・・となり新しい服を買わないといけなくなります。出かけるから外での飲食だって増えます。

更に今は高校生になればスマホを持っているのが当たり前の時代です。

毎月のスマホ代を自分で払っている高校生もいるのではないかと思います。

今の高校生も僕の高校時代も高校生の生活の中心が「学校」ということに変わりはないと思います。

朝、学校に行って夕方帰ってくる。この部分は同じなのでしょう。

しかし、学校生活以外が違うのでしょう。

家族と過ごす時間が僕よりも少なく、家族以外と外で過ごす時間が多いからお金が必要になるのだと思います。

外出が減れば失費も自然と減るはずです。

その外出が、本当に必要なのか?ってことです。

外出のためのお金が必要

外出のために服や靴を買わないといけなくなり、するとお小遣いだけでは足りなくなるのでバイトをする。

バイトは確かに社会勉強になり、お金も入ってくるので一石二鳥です。

しかし何のためのバイトかと考えた場合に、それは本当に必要なことなのでしょうか?

本業以外のことに目が向けば、欲しいものが増えるのは当然です。

外出が増えれば飲食等に使うお金が増えるのも当然です。

でも、高校生が今、目を向けなければいけないことは、学校で学んでいることです。

学校で勉強していることなんで社会に出ても役に立たないよって言われるかもしれませんが、だったら、なぜ、高校生をしているんですか?ってことです。

みんなが中学を卒業したら高校に行ってるから自分も行くんだって人もいると思います。高校は中学と違って義務教育ではないのです。

高校に行くのであれば目的意識をしっかり持つ必要があると思います。

  • 良い大学に入らないと、良い職に就けない。
  • 最低限、高校を卒業しないと希望の職に就けない

高校に行くのは将来を見据えてのものだと思います。

だったら、高校生が目を向けるべきなのは、どこですか?

良い大学に入るために努力するってことではないのですか?

外で友達と飲食するために稼ぐバイトをする時間があるなら、その時間を高校生本来の時間に費やすべきだと思います。

日本では義務教育は中学校までです。

高校・大学には行かなくても良いんです。

遊ぶためのお金が欲しいなら、高校には行かずに働くべきです。

しかし、現実も考えないといけません。

職に就くといっても、最終学歴が中学では採用されない場合が多いからです。

正直、高校で勉強もしないでただ卒業しただけの人より、しっかり目標を持って中学を卒業して職に就こうとしている人の方が僕は可能性を感じます。

しかし、日本人の多くは最終学歴が「中学卒」というだけで良い印象を持ってくれません。「高校卒」と「大学卒」、「大学卒」と「大学院卒」でも印象がかなり違ってしまうのが現実なんです。

それだけではありません。

高校や大学に至っては、どこの高校、大学か?ということでも印象が違ってしまいます。

大学を卒業していないというだけで応募要項に合わず切り捨てられてしまうこともあります。

自分で起業するにしても、学校を卒業して直ぐに起業するよりも、自分が目指すものに関わる職に就いて経験を積んだ方が成功する確率は増えます。

世間の評価の高い大学に入った方が選択肢が増えるんです。

高校に行って何をするのか?を考えていない人は余裕があるので、余計なことにお金を費やすことになります。

そのためバイトを行って貴重な時間も費やすことになります。

高校時代というのは1度しかない貴重な瞬間です。

この瞬間でしかできないことを経験した方が良いという考え方も勿論あると思います。

そして高校に行かないとできない、部活動のようなこともあると思います。

部活でがんばって将来、プロや職業にする。

これも僕は高校に行く素晴らしい目的だと思います。

何も目的がなく、やることがないからお金や時間を無駄に費やすということに問題があるんです。

1度しかない貴重な瞬間だからこそ無駄に過ごさないで欲しいのです。