マスクのこと
家を出る時に「マスク」はもった?
今は、マスクをしていないと店に入りにくいです。
例えば、食品を販売しているスーパーに入るときにマスクがないと、これは入れないなぁと思ってしまいます。
スーパーに今はマスクは販売していますが、そのスーパーにマスクなしでは入りにくいので、結局、マスクを買うだけのために、一旦、スーパーを出て近くのコンビニに入ってマスクを買いました。コンビニに入るときも十分、後ろめたさは感じており、コンビニはスーパーよりも店舗が小さいのでスーパーよりも短時間で買えるコンビニを選んだわけです。
マスクをしないでコンビニに入ることが悪いことをしていると感じるのも新しい生活様式が浸透した結果なのでしょう。
マスク着用で耳が痛くなるとか、歩いたりすると息苦しいということには随分と慣れてきたのですが、暑くなってきたら新たなハードルが登場しました。
暑い中での長時間のマスク着用は頭が痛くなってきます。
電車やバスでのマスク未着用は更に人の目が厳しいと思います。
いや、人の目だけではありません。
マスクをしていても混雑していると感染を気にしてしまいます。
感染するのが怖いわけではない
新型コロナウイルスだといっても所詮はインフルエンザだという思いは今もあります。しかし、感染することが怖いのではなく、感染したあとの人の目や対応の方が怖いのです。
会社への報告により、会社が暫く営業停止になるかもしれない、職場の人たちへの感染確認、社外の人との接触、近所の人の目、自分が利用した店舗などへの迷惑・・・
色んなことが気になります。
そのうえ、誹謗中傷を受けるのではないか?とか感染しても治療に専念できる自信がありません。
職場が変わった
出張や商談の頻度は減り、代わりにオンラインや電話が増えました。
展示会もオンライン。
人と会って話をするというのが、とにかく減りました。
仕事だけではありません。
政府の指示で学校が休校になり、子供達も外に出られなくなり、ゲームが大人気。
学校の授業もオンラインに代わったり、入学の時期を4月から9月に変えては?という意見まで出てきました。
公共機関と引っ越しのこと
感染する場所とすれば、公共交通機関がどうしても不特定多数の人と密になります。
このため、通勤で電車やバスを利用したくなくなり、テレワークを希望する人が増えます。知り合いの中には、4月の緊急事態宣言から、4か月以上、一度も会社に出社していないという人もいます。
テレワークで対応できるような職種なら良いですが、そうでない場合には電車やバスを利用せずに職場に行ける場所へ単身引っ越すといったこともしている人もいます。
最近、リサイクルショップへ家電製品などが売りに出されているという中には、学生でも学校に近い場所へ引っ越すということで今の部屋よりも狭くなり売却する人が増えているということが報道されていました。
外出も変わった
旅行、外食、買い物も変わりました。
店舗などに入るときは、アルコール消毒、体温測定、マスク着用。
席は透明シートで分離され、席は隣りあわせ、向かい合わせは避けてください。
会計の時は、釣銭トレイで受け渡し。
ポイントカードはバーコードがある方を上に向けて釣銭トレイへ・・・
スポーツジムも人が減り、トレーニング器具の間には透明の仕切りなどが設置され、病気でもないのにトレッドミルで走りながらマスクをしているという状況です。
病院に行くのが怖い人が増えて、病院から患者が減りました。
人、人が触れたものに接触しないようにする生活が日常になっています。
旅行にも行けなくなり、外食は減り、普段はテイクアウト、デリバリーが増えました。自宅の食事も冷凍食品が増えて、買い物はオンラインで・・・
街中から人が消えました。
芸能・スポーツも変わった
テレビは、外での撮影ができなくなり、テレビドラマの撮影もできず、テレビドラマが延期され、スポーツではプロ野球、サッカー、相撲も延期や中止になりました。
いや、それどころか、2020年に行われるはずのオリンピックが延期になったのです。
昨年、ラグビーのワールドカップで盛り上がっていたのが幻のようにさえ感じられます。
映画、イベント、ライブ、舞台と大勢の人が集まることは全て中止です。
人が変わった
県外ナンバーを見つけると嫌がらせが行われたり、コロナに感染したと誹謗中傷を受けたり、マスクが不足したことで買い占めが行われ、マスク不足になったりと人の嫌な面も見せつけられました。
当たり前が当たり前ではなくなった
今年の1月までは、当たり前だったことが、現在は、当たり前ではなくなり、
逆に、今まで考えてもいなかったようなことが、現在は、当たり前になってきました。
今年のお正月に、新しい年の生活が、こんなにも変わるなんて誰が想像できたでしょうか?
新しい言葉が次々に
テレビやインターネットで、コロナという言葉を聞かない日がありません。
「ソーシャルディスタンス」「三密を避けてください」「アルコール消毒」「換気を良くしてください」「緊急事態宣言」「アベノマスク」「PCR検査」「抗体検査」「新しい生活様式」「外出自粛」「濃厚接触」「医療崩壊」・・・カタカナだと、「クラスター」「オーバーシュート」「パンデミック」「ロックダウン」「ウイズコロナ」「テイクアウト」
こんな言葉が3月に入ってから急激に増えてきました。
台風が減った?
去年は「今までの経験が役に立たない」台風が続けさまにやってきました。
今年も去年と同じようなペースで台風が来たらどうなるんだろうと考えていたら、今年は7月まで台風が1つも発生しない状態です。
これって、コロナウイルスの影響で世界的に外出が自粛され、地球温暖化が軽減されたことで海水の温度が下がったからなのでしょうか?
非日常が日常に
人の生活がこんなにも短期間で変わるのだろうか?というくらいに変わっています。
今の生活は今年の1月の時点では間違いなく、非日常です。
それが半年程度で、日常に代わっているのです。
新型コロナウィルスと言っても、ワクチンや治療薬がない新型インフルエンザだというだけで、世界中の人々の生活を変えてしまうのです。
日常が非日常に
代わりに日常が非日常に変わりました。
今までは、気軽に行けた旅行も、県外に出る場合には不安や後ろめたさを感じたり、満員電車に乗るのが怖くなりました。
ゴールデンウィーク、お盆休みでも帰省さえ控えて欲しいと言われ、当たり前だった日常が非日常になってしまったのです。
これまで、日常というのは当たり前だったことです。
だから、連休などでは非日常を経験したいと海外旅行などに出かけていたのです。
しかし、今は、日常でさえ、非日常になってしまったのです。
代わりに経験したくないような非日常が日常になりました。
人と接触しないことが病気にならない方法
新型コロナに感染しないようにという対策のおかげなのか、世界的にインフルエンザ、風邪になる人が大幅に減少しています。
人と接触することが、こんなにも病気になる確率を上げていたのかと考えると、怖くなります。
しかし、あまり過剰になると免疫力が低下していく気がします。
消毒・マスク 菌から隔離しようとすることで菌が体内に入ってこなくなります。
この状態が続けば筋肉と同じように使わないものは衰えていきます。
つまり免疫力が衰えるのではないか?ということです。
昔の人より今の人の方が免疫力が弱くなったという話を聞いたことがあります。
これって子供を菌から守るために親が色々と保護しているからだと思うんですね。
目先の病気からは守ってくれるのかもしれません。
しかし、それでも病気にはなります。
この時に、免疫力が弱くなっていて薬なしでは病気に勝てない体になってしまう。
長い目で見れば、僕は免疫力が低下する方が怖いと思います。
新型コロナに対しても、同じことが言えるのではないかと思います。
そもそも、インフルエンザの予防接種というのはインフルエンザの菌を体内に注入して体内で免疫を作らせようというものです。
免疫を作る能力がなければインフルエンザが体内で増大していきインフルエンザになってしまうだけです。
「免疫力」これが、今後のキーワードになるような気がします。