冷凍食品を食べることが増えた
家での食事が増えたことで、冷凍食品を食べることが多くなった。
新型コロナで極力外出を控えるには、買い物を減らす工夫も必要になる。
1回の買い物で大量に買い込むという方法もあるが、大量に購入しても生鮮食品は長期間保存することには向かないので、大量に買っても賞味期限切れで廃棄することになると意味がなくなってしまう。結果、保存期間が長いものを買っておくことが一番、現実的なのではないかと思う。
自然と、インスタント食品や、冷凍食品を買う機会が増える。
インスタント食品を朝・昼に食べるのは許容できても、流石に夜はしっかりしたものが食べたいのでインスタントではなく冷凍食品になってしまう。
最近はコンビニの冷凍食品のレベルが凄く高くてハンバーグなどは、家の手作りよりも安く・美味しく食べられる。
冷凍食品の揚げ物は・・・
しかし、冷凍食品の揚げ物となると、衣がサクッとしない、中もジューシーという感じではなくパサパサした感じのイメージしかない。
コンビニの冷凍食品だとセブンイレブンがレベルの高いものが販売されていると思っていた。
僕はコンビニ弁当は基本的に食べない。
コンビニ弁当は、冷めていると美味しくないし、コンビニ弁当はレンジで温めると更に美味しくないからだ。
セブンイレブンの「直火炒めソース焼そば」
セブンイレブンにも冷凍食品の焼きそばは、当然ある。
「直火炒めソース焼そば」だ。
そしてコンビニ弁当にも「肉と野菜の旨み広がる 麺たっぷりソース焼そば」がある。
温めるコンビニ弁当で唯一食べるのが、焼きそばだ。
しかし、セブンイレブンは、冷凍食品の焼きそばとチルド弁当では麺の太さが違うのだ。
冷凍食品の焼きそばは、太麺になっているので麺と麺に絡むソースの主張が強すぎて具材の味が薄れてしまう。それが嫌なので太麺の焼きそばは苦手だ。
このため、セブンイレブンの冷凍焼きそばは選択肢から消えた。
ローソンの「ジューシーソース焼そば」
次にローソンを探してみると、チルド弁当に「ジューシーソース焼そば」があった。しかし、これが美味しくなかった。ちなみに、冷凍焼きそばもあるが、「あんかけ焼きそば」、「塩焼きそば」はあるが、ソース焼きそばは販売されていない。
このため、冷凍焼きそばに関してはローソンも選択肢から消えた。
残るのはファミマだ。(金沢のコンビニで、ヤマザキデイリーストアもあるが、パンは美味しいが弁当はあまり僕の好みではない)
ファミリーマートの「香ばしソース焼きそば」
冷凍食品から見てみた。
「香ばしソース焼きそば」が見つかった。
パッケージの写真を見る限り、理想的な焼きそばだ。
回転直火製法によって実現した、香ばしく・ジューシーな炒め感と、後引きのあるおいしさを味わえる一品です。
食べてみると、油の量が多いように感じたが味は美味しかった。
麺もパッケージの写真を見てイメージしていたより太かった。
100点満点ではないが、70点というところだ。
しかし、ファミマの冷凍食品は満点ではないが、食感にキラリと光る箇所があるので、また食べたくなる魅力がある。
ファミマの「ふっくら旨い海鮮お好み焼」
次に買ってみたのが、冷凍お好み焼きで、「ふっくら旨い海鮮お好み焼」だ。
国産キャベツ・えび・いかが入っています。一食で満足できる、ボリュームのあるふっくらとした食感の海鮮お好み焼きです。
具は予想を超える出来栄えでキャベツとイカが美味しかった。
生地は冷凍食品を感じさせるパサつき感があり、それを隠すためなのか、ソースが濃くなっていたのは残念だった。これも100点満点とは言えないが70点で合格ラインギリギリだった。しかし焼きそばと同様で食感にキラリと光る箇所がある。
ファミマの「国産豚のとんかつ」
一緒に「国産豚のとんかつ」も買って、夕飯のおかずとして食べてみた。
衣はサクッとして、豚肉もしっとりしているので悪くはないが、「とんかつ」を食べているように思えなかった。何か別の揚げ物を食べている感覚だった。
たとえるなら、外はとんかつで、中は鶏のから揚げのような感じだ。
やわらか食感で厚みがあり、食べ応えのあるとんかつです。国産豚肉を使用しました。
ファミリーマートの、総菜シリーズは「お母さん食堂」と命名されているが、もしかすると家庭の味を再現するということで、あえて100点満点ではなく70点を狙っているのではないか?と考えてしまった。
ファミマの最高傑作「サクじゅわ竜田揚げ」
しかし、それは、「サクじゅわ竜田揚げ」で間違いだったことに気づかされた。
外はサクっとしていて中はジューシーという完成度の高さ。
これで、税込みで265円という安さでは、一から作ろうなんて気にはなれない。
これが電子レンジだけで2分弱でできてしまうのだから驚きだ。
しょうが醤油で味付けし、サクッとあげた竜田揚げです。
残念だったのは所々、衣に固い部分が若干残ってしまっていたので、-10点となった。
しかし、この竜田揚げは冷凍食品なのに完成度が高く素晴らしい出来栄えだと思う。
冷凍食品が美味しくなった理由
冷凍食品がここまで美味しくなってきたのは、冷凍技術の進歩にあるようだ。
昔の冷凍方法だと凍結時間が長いため、凍結過程で食品中に形成される氷結晶が大きくて食品の細胞を破壊していました。これが急速冷凍技術の進化により、短時間で凍結させることができるようになり、細胞が破壊されることがなくなり作った状態に近い形で解凍できるようになったということだ。