コンビニのクジで、炭酸水が当たりました。
炭酸水(ソーダ水)って、そのまま飲むものというより、ウイスキーや焼酎といったアルコール類に混ぜて飲むものというイメージです。家にウイルスキーや焼酎はありませんし、わざわざ、炭酸水のためにアルコールを買って飲もうという気にもなりません。
さて、どうしたものかと困ってしまいました。
炭酸水が今、流行になっているというのを聞いた記憶があるので、きっとアルコール類に混ぜて使う以外の用途があるはずだと考えて、もらった炭酸水は冷蔵庫に取り合えず入れておいて調べてみることにしました。
炭酸水とは?
炭酸水というのは、水に二酸化炭素を溶かしたもので、低温・高圧であるほどよく溶ける性質があります。水に含まれている酸素は劣化の原因になるので酸素を取り除く作業(脱気)が必要です。つまり炭酸水にはH2OのOが含まれていないということです。
水素に二酸化炭素が混ざったのが炭酸水ってこと?これって水素水と同じ?水素水は、水に水素ガスを溶かしたものなので水よりも水素が多いってことです。
- 水=H2O
- 炭酸水=H2+CO2
- 水素水=H20+H2
ジムに行くと水素水のサーバーが置いてあるのは、以下の理由からのようです。
しかし水素水については、本当に上記のような効果があるのか?というと立証が出来ていない状態なので、水素水の効果については定かではありません。
脱線したついでに追加すると、炭酸水に、甘味料、酸味料、フレーバリング等が加わると炭酸飲料になります。
炭酸水については飲む以外にも、ヘッドスパや温泉での効果が期待されて使われています。
炭酸水とソーダ水は同じもの?
ソーダ水って炭酸水のことだと思っていました。
実際、国語辞典などで調べても炭酸水(ソーダ水)のような表記がされています。
しかし、炭酸水とソーダ水を分けて販売しているんですよね。
サントリーとAEONで、それぞれの材料を確認してみました。
炭酸水:(分類:ミネラルウォーター)
ソーダ水:(分類:その他)
- 水、二酸化炭素、塩化Ca、硫酸Mg
【出典】
AEON
炭酸水(分類:水・ミネラルウォーター)
- 水/炭酸
ソーダ水(分類:水・ミネラルウォーター)
- 水/炭酸、炭酸水素Na、クエン酸Na、リン酸K、リン酸Na
【出典】
炭酸水には3種類あります。
そしてソーダ水は、アルコール類と割って飲むのに最適な水の硬度に調整するためにカルシウムとマグネシウム(以下、ミネラルと記載)を加えたものという感じです。
硬度というのは、水1000ml中に溶けているミネラルの量を表わした値です。ミネラルが含まれる量が多いと硬水、少ないと軟水になります。
そしてウイスキーと割る場合には、若干のミネラルが含まれていた方が美味しいということです。
正直、炭酸水とソーダ水の違いは?と問われると天然要素が強いものが炭酸水、人口要素が強いものがソーダなのかな?という感じです。
炭酸水は、そのまま飲むだけではなく、他の飲み物と割ったり、料理に使ったり、化粧水代わり、汚れ落としと色々な用途で使われています。
炭酸水に、どこまで効果があるのか?と問われると水素水と同様に効果が立証されているわけではありません。
しかし、味を変える意味では、炭酸水は無味無臭なので、色んなものに組み合わせることができると思います。特にアルコール類との組み合わせは長年の歴史があるのでサントリーのようにウイスキーと割るためのソーダ水を販売しています。
炭酸水で冷たいお茶にするというのも面白いと思います。
みなさんも、是非、炭酸水を使って新しい発見をしてみてください。