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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

アンチについて

アンチ巨人

野球が全盛だったころ、野球といえば巨人といっていいほど、巨人ファンが多かった時代があります。

反対に強すぎる巨人が嫌いだということで、巨人が嫌いだというアンチの方もいました。巨人以外のひいきのチームがある方が多かったと思いますが、とにかく巨人が嫌いだという方もいました。

このため巨人の試合があれば必ず、どこかのテレビ局でプロ野球中継が行われていたものです。

巨人ファンだけではなく、アンチ巨人の方は巨人が負けるところを見るために見ますし、巨人の対戦相手のチームのファンの方も当然見るので幅広いファンに支えられていたので安定した視聴率が確保できたのだと思います。

巨人が弱くなっていくに連れて、プロ野球の人気も落ちていったような気もします。そして同時に日本のプロ野球選手がフリーエージェントだとかでメジャーに行ってしまい日本からスター選手がいなくなってしまったことも要因だと思います。

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人気があるものは嫌い?

強い巨人時代のように人気があるものに対して否定したくなる人というのは必ず存在するものです。僕はどちらかというと、圧倒的に強いものが好きなので、巨人ファンでした。 応援しているところが負けるなんて悔しいだけなので、どうせ応援するなら勝ってくれるチームを応援したくなるのが当然だと思います。

強い巨人が好きだったので、弱くなった巨人に用はなくなり、徐々に野球を見ることがなくなり、今では昨年、どこのチームが優勝したのかさえ知らない状態です。アンチも同じだと思います。強い巨人だから負けて欲しいと思うわけで、弱い巨人では、嫌う理由はなくなります。

ドラマ・映画では悪役がいないと面白くありません。プロレスも悪役レスラーがいるから盛り上がります。

人に見てもらうものというのは、好きな人だけでは成り立たないので、必ず嫌われる人も起用するわけです。

そして「好きな人ランキング」で上位の人が、「嫌いな人ランキング」でも上位の場合があります。人気のあるものには必ずアンチも存在するということなんでしょうね。

出川哲郎」さんといえば、最近は「かわいい」とか言われて愛されキャラになっていますが、10年前は、嫌いな人ランキングで上位になっていた方でもあります。出川さんが10年前と今で何か変わっているか?というと僕には変わっているようには思えません。最初、10年前は嫌いで今は好き、人の好き嫌いというのは、いい加減なものだと考えていました。しかし、テレビに出ている出川さんを見て真の姿を感じ取れる人が増えてきたのかもしれないと考えるようになりました。今、電動スクーターで全国を回っている出川さんの番組が人気です。10年前の出川さんと今の出川さんを比べると確かに内面的に変化があるのかもしれません。とにかく何らかの変化があったから結果が変わったということなのでしょう。

今ではアンチも重要な存在

しかし、最近は「アンチ」と言われる反対派の存在も重要なんですね。

Youtubeはファンでもアンチでも見てくれれば再生回数に反映されるわけです。

人間って嫌いな人ほど、見てしまうって習性があるように思います。

嫌いなら見なければいいだけのに、つい見てしまう。

フジテレビの昼のバラエティ番組である「バイキング」が良い例ですね。

司会の方のパワハラ、発言が偏っているといったことで批判的な報道がネットではされています。しかし、番組は打ち切りどころか9月から放送時間が延長されるそうです。これもアンチの心理を利用した手法なのではないかと思います。

SNSでの炎上商法というのも同じですよね。

問題発言をしてアンチでも何でも注目して見てもらえれば勝ちなんです。

まさに嫌われてナンボってことです。

迷惑系Youtuberと迷惑系テレビ局

SNSが普及するようになってからは、アンチが作り手になるケースが増えています。一時期、乱発したアルバイト店員による悪戯・迷惑動画が良い例かと思います。つい見てしまい返信やコメントで反応してしまう。それをテレビが取り上げるので、真似をする人が続出。

今は、迷惑系Youtuberが話題になっています。

人気Youtuberの嫌がるようなことを動画にして公開する。

会計前の魚の切り身を店内で食べる動画をアップして逮捕されています。

挙句の果てに逮捕後、新型コロナウイルスに感染していたことが発覚し、まさに迷惑そのものです。

ここまでくると、犯罪なのでアンチとは言えなくなります。

しかも、テレビ局が、迷惑系Youtuberと同じように、不快な番組や内容を放送して注目させることで視聴率を稼ごうというのは許される行為は迷惑系テレビ局と言えます。

健全なアンチ

迷惑をかけないようなアンチというのは、不快ではないので健全なアンチだと言えます。アンチと思われる方のコメントで思わず笑ってしまうようなものがあります。こういうアンチは大切な存在だと思います。健全なアンチというのは、コメントなどに正当性があります。ストレス発散のため単純な悪口を列挙しているだけではなく冷静に判断して真面目にコメントしてくれるので悪気が感じられず不快にはなりません。

不健全なアンチ

迷惑系Youtuberのようなアンチは、論外ですが、問題発言や問題行為をした人に対して誹謗中傷を行うというのは正義が盾になっているので怖いものがありません。そしてSNSでは相手の顔も自分の顔も見えないので更に強気になってしまいます。このため死に追い込んでしまった事例も最近、あったようです。相手は顔を見せていて、もう一方は顔が見えていない状態で言葉の暴力を大勢で振るうというのは恐怖を感じます。ネットの中だけでなく実生活でも何かされるのではないか?と不安になります。

好き嫌いというのは人により異なるものなので、どうこう言えることではありませんが、嫌いなら関わらなければよいだけです。でも、アンチはその対象が負けるとか、衰退していく様を見たいという欲求があるから関わってしまう。人の不幸は蜜の味ってことなんでしょうね(笑)