孤独のグルメを見ていて
孤独のグルメシーズン8の9話を見ていて、五郎さんが御茶ノ水で例によってお腹が空いてしまい、食事の場所を探しています。
池田坂の標識が見えたので、NTT駿河台の前から御茶ノ水駅に向かっているようです。
次に出てきたのが「幽霊坂」で五郎さんは坂を登っています。池田坂を登り更に幽霊坂も登るってどんなルート?
五郎さんはなかなか、店を見つけられず、僕は心の中で、神保町の方に向かった方が沢山あるのに・・・と思った瞬間、五郎さんからも、「うーーん、神保町まで歩いてカレーにするかぁ」という心の声が呟かれました。
更に「とはいえ、神保町まではちょっと距離あるかぁ」という呟きが。
なぜ池田坂手前から神保町に向かわなかったの?って感じですが、結局、五郎さんは更に歩くことになりました。
「麦にラー油を入れるのか」の文字が・・・
なかなか見つけられない五郎さんを見ていると、ふと目に入ってきたのが、「麦にラー油を入れるのか。」の文字。
孤独のグルメの本編より目に入ってきた文字の方が気になってしまいました。
文字が途中で切れていたことで更に気になりました。
動画は一旦停止して、グーグル検索です。
「ラー油を入れるのか」で検索すると以下の結果が最上位に表示されました。
- なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 新橋店 - 新橋/そば [食べログ]
動画で看板に「麦」の文字が見えていたので、ラー油を入れるのか?という文字から考えると何となく、「蕎麦」というキーワードは想像はつきました。
五郎さんは、御茶ノ水を歩いていたはずなので、新橋にもあるということは、チェーン店なのでしょう。
とはいっても御茶ノ水の文字がないので、もう一度、以下のキーワードで検索しました。
「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか 御茶ノ水」
するとヒットしたのは以下の内容。
検索結果
ウェブの結果(サイトリンク付き)
- なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 神田小川店 - 小川町/そば [食べ ...
神田小川店って、五郎さんは、御茶ノ水駅方向から、また戻ってきたってこと?念のため動画を確認すると、ここで間違いありません。
しかし、僕の興味は五郎さんが無駄に遠回りしていたということではなくて、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか」という店についてです。
正直、この店のことを知りませんでした。
なぜ蕎麦にラー油をいれるのか?
名前がインパクトがあるので、商品の方もインパクトがある感じかと思っていると、動画等を見る限り意外にも本格的な蕎麦のようです。
つけ汁にラー油が入っているので、肉そば、エビ天そば、鶏そばとラー油に合いそうな具材を使用した、そばが多い感じです。
蕎麦、つけ汁共に、しっかりした感じに仕上がっていますので素材にもこだわりがあるのでしょう。
株式会社そ組?
この店の事を調べていくと、「株式会社そ組」という会社に到達しました。
この会社が、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」の本部のようですが、ホームページは見つかりませんでした。
「カレーは飲み物。」という店舗も運営しているようです。
黒カレーと赤カレーがあり、それぞれ以下のような内容です。
- フランス料理のフォンドヴォーがベースの煮込みカレーソース、奥深いコクと柔らかい肉が美味しい上品なカレーライス(豚肉、大根入り)
赤カレー
- トマトと羊肉ミンチがベースのスープカレー、ヘルシーな鶏肉と香辛料が香るスパイシーなカレーライス(鶏肉入り)
シンプルなカレーかと思っていたのですが、どちらも時間をかけて作った本格的なカレーで驚きです。
こちらの店舗を運営しているのは、「株式会社のみもの。」また違う会社です。
池袋には「とんかつは飲み物。」という店舗もあるようです。
- 「カレーは飲み物。」に続き誕生した「とんかつは飲み物。」高級なとんかつや牛活がもてはやされる昨今、僕たちは千円でお釣りがきてお腹いっぱいになる街のとんかつ屋さんが大好きでした。そんな大衆的な街のとんかつ食堂を目指しカレーと同じく【お得にお腹いっぱいにしたい!】という思いからこのとんかつ屋が生まれました。(店舗前の看板より)
店舗はラノベ系(ライトノベル系)のネーミング
ターゲットは20代~50代の会社員とオタクな男子だということなので、秋葉原池袋、新橋といった場所に店舗が多いんですね。
そして「ラー油を入れるのか。」「カレーは飲み物。」「とんかつは飲み物。」というラノベ系のネーミングなので名前につられてつい入りたくなります。
名前がインパクトがあるので、どうしても名前に注目してしまうのですが、商品は本格的のようです。更に1000円以下でお腹いっぱいになれる点が人気店となっている理由なんでしょうね。
会社員、オタク男子は価格にも味にも厳しいので、安くてガッツリ食べられても満足できなければ二度と行かないはずです。
秋葉原でのカレーは・・・
秋葉原とカレーと聞くと、僕はスープのような味が薄くて美味しくないカレーをイメージしてしまいます。
秋葉原に初めて行った時のことです。
確か「アキハバラデパート」前だったと思いますが、カレーが食べられるところがあって、お腹が空いたということで友人とそこでカレーを注文して食べたのですが、これが美味しくない。
金沢はスープカレーのようなルーではなく、ドロッとしたルーがカレーという認識なのでスープのようなルーの時点でマイナスなんです。おまけに味が薄いのでライスの部分も美味しく食べられないのですから、友人も自分も半分も食べずに席を立ちました。
そのあと、アキハバラデパート前で実演販売(何の実演販売課は覚えていません)を見て便利そうだと買ったのですが使うことなく捨ててしまった記憶があります。
初めての秋葉原で、こんな経験をしてしまったので秋葉原の食に対して良いイメージがないので今でも秋葉原では何も食べたくないという気持ちが強いです(笑)
飲み物系店舗
他にも「焼きそばは飲み物。」「ハンバーグは飲み物。」「トンテキとハンバーグは飲み物。」とどう考えても飲み物ではないようなものまで飲み物にした名前の店もオープンしています。
ハンバーグですが、フォークと箸のみでナイフはついてないので、箸でも切れてしまうほど柔らかいということなのでしょう。柔らかいから飲み物としているのでしょうか?
話を戻しますが、「なぜ蕎麦にラー油をいれるのか」新橋店、神田小川店は以下の会社のFC店でした。
株式会社J.M.Tカンパニー
全国展開を期待
新橋店が、2016年10月、2019年4月に神田小川店がオープンしたということですから、ずっと新橋、神田に、ご無沙汰だった僕が知るはずはないのですが、ここ4年で店舗が、かなり増えているように感じます。
何とも不思議な名前の店舗を不思議な名前の会社が運営しているのです。
飲食店はやはり商品がしっかり、してないと長くは続かないと思いますが、蕎麦、カレー、トンカツ、ハンバーグ何れもしっかりした感じなので、東京で基礎を固めた上で、更に広がり全国展開してくれると嬉しいですね。