seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

憧れの柴田恭兵さん

恭兵さん=横浜

柴田恭兵さんが好きで、出演している映画やドラマをよくみました。見た映画やドラマの舞台が横浜が多いので、柴田恭兵さん=横浜のイメージがあります。ちなみに出身は静岡県です。

f:id:seege:20200618052142p:plain

柴田さんのドラマや映画を見ていた頃は、柴田さんの影響で横浜にちょくちょく行ってましたが、最近は、先日の出張の時と、リムジンバスで通過したり、横浜駅で電車を乗り換える時ですが、この時は駅から外に出ていないので、顔は知っているけど名前がわからない女優さんに道を聞かれた時以来かもしれません。

あぶない刑事

柴田恭兵さんのファンになったのは「あぶない刑事」です。

体調を崩して会社を休んでいて、夕方にはかなり楽になりテレビを見ていると、「あぶない刑事」の再放送が放送されていて、偶然見たことでハマりました。

会社員である自分としては、タカ&ユウジが軽いノリで、規則も守らず上司に何を言われても自由に捜査を行う姿が羨ましくて、憧れたのだと思います。特に柴田さんの動き、喋りが軽快であんな風になれたらと思いましたね。

これがきっかけでDVDを借りたりして「あぶない刑事」を視るようになりました。

柴田恭兵さんがドラマの中で、ティノラスというブランドを着用していることを知り、

ティノラスの店舗を探したのですが、実際の商品を見ると、仕事で着られるような感じのスーツではなかったので、これは買っても着る機会がないと考えて、カジュアルシャツだけを買いましたが、いざ着るとなると勇気が必要で、結局、ほとんど着ることができませんでした。

あぶない刑事

あぶない刑事

  • 発売日: 2015/04/28
  • メディア: Prime Video
 

プロハンター

その後、DVDで柴田さんが出演するドラマや映画を次々に見ていきました。その中で「プロハンター」に出会いました。草刈正雄さんと藤竜也さんが主演のドラマです。横浜が舞台で二人の探偵が事件を解決していくというストーリーで、軽いタッチが僕好みで、あぶない刑事の探偵版って印象でしたが、こちらの方が古いので、プロハンターの刑事版が「あぶない刑事」といった方が正解ですね。探偵なのに銃をバンバン撃っているのが不自然というか、あり得ないのですが、今だとかなり批判されることでしょう(笑)

f:id:seege:20200618052205p:plain

草刈さんが演じた竜崎役は当初、柴田さんが候補の一人だったそうです。柴田さんはスケジュールが合わなくて、元怪盗役で主役の二人に協力するという形での出演になったということがWikipediaに書かれていました。

プロハンターでは、柴田さんより草刈さんの方に気持ちが入りました。草刈さんの話し方や、仕草がカッコよくて、正直、柴田さんはノリの良いチャラ男でしたので、がっかりしていました。ドラマに強い感情を持たせた要因としてエンディング曲の役割が大きいです。クリエーションというグループが歌う、「ロンリー・ハート」でしたが、ドラマの内容よりよりもこの曲の方がグサッと心に刺さった気がします。

ロンリー・ハート+2

ロンリー・ハート+2

 

ドラマで一番印象に残っているのが、やはり最終回です。タイトルは「ロング グッバイ」です。

自分の記憶を確認する意味で、プロハンターをみようと思って探していると何と、現在、Huluで視聴できるんですね。

まず、最終回から見ました。

最終回は柴田さん演じる五島(ごとう)が心臓付近を撃たれます。しかし五島はその場から立ち去ります。心臓付近を撃たれたのですから普通なら立ち上がることもできないと思います。その後、体力が落ちてきた五島が「死にたくないよ」と言うシーンがあります。ここは、記憶通りでした。しかし、肝心の最後が記憶とは全く違っていました。僕は、最後は豪華客船に二人が乗り込んで南の海へと旅立っていくところで終わったと思っていたのですが、実際には、ヨットで横浜港を走っているシーンでした。もう、随分前のこととは言っても、自分の記憶と、かなり違っていたので当時、僕は何を見ていたんだろうか?と強く感じました。

べっぴんの町

この映画ですが、1989年の作品です。

この年は、ドラマは、もっとあぶない刑事、かってにしやがれヘイ!ブラザー、映画だと、もっともあぶない刑事、夢の祭り、べっぴんの町と信じられない数の作品に出演しています。それも全て主役です。

べっぴんの町は、その超多忙な年の作品でした。

主人公は少年院で教官をして生徒手帳を作ったことがあるという経歴の私立探偵です。

ボクシングをしていたのか、滅茶苦茶強いのです。

そんな主人公に仕事の依頼が入ります。

娘を探して欲しい。その娘を探している時に、娘の友人が手掛かりになりそうということでバーに聞き込みに行きますが、バーのマスターに警察だと思って知らん顔です。諦めて店を出ると、後ろから黒人2人に襲われます。僕は、ここからのシーンが一番好きです。

バーに向かう地下階段の手すりが金属バットなんですが、これをメリケンサックを付けた拳で殴って取り外します。誰にやられたのかわからない主人公は金属バットを持ちながら店内に入っていきます。その恰好を見た二人の黒人が主人公の方を見ながら笑っています。

一人が「ハーイ!」と声をかけてきました。

「ハーイ!」じゃねえんだよと金属バットを振り下ろして、二人が座っている間のテーブルをぶっ壊します。ビビった二人は、待ってくれ・・・という感じで手を前に出しています。持っていた金属バットを放り投げると二人は殴りかかってきましたが、それより早く主人公の拳が黒人の顔面にヒットします。もう一人が投げ捨てた金属バットを拾い上げて襲ってきますが、見事に避けます。腹部を連打し最後は顔面にメリケンサックの拳を見舞い黒人二人をノックアウトです。カウンターの下に隠れていたマスターを呼び出して、「それが客に対する態度か?」と言いますが?何も言わないので、「呼ばれたらさっさと出てこい!」と叱責すると、「はい」と出てきました。そして探している娘の友人の居場所を聞き出しました。このシーンは実にスッキリします。

ここまで、「主人公」と書いているのですが、実は、この映画、主人公の名前が一切出てこないんです(笑)

主人公の3点セットは、いつも飲んでいるメキシコのコロナビール(瓶)、白いサマーコート、そしてイギリスのスポーツカーである、濃い緑のMGです。

この中で、白いサマーコートに憧れ、似たようなものを探して着ていました(笑)

べっぴんの町 [DVD]

べっぴんの町 [DVD]

  • 発売日: 2015/11/11
  • メディア: DVD
 

チ・ン・ピ・ラ

柴田恭兵さんのイメージは、やはりこの映画の役である、洋一のような気がします。

33歳の若さで亡くなられた俳優であり脚本家の金子正次さんの渾身の1作だと思います。元々は、金子さん自身が洋一役を行うつもりで持ち込んだ企画(脚本)です。しかし、金子さん自身とのイメージが合わないということで企画は通ったのですが、主役が自分でなければ駄目だということで断ったそうです。

それが、金子さんが亡くなった翌年に柴田恭兵さんが主役として映画化されたものです。金子さんにとっては不本意な映画だと思います。

しかし、あぶない刑事がきっかけで憧れるようになった柴田恭兵さんが、チンピラを見てしまうと柴田恭兵=藤川洋一になってしまいました。それ以後は何を見ても洋一が演じているように見えてしまうから不思議です。

僕がこの映画で好きなシーンが、デパートの屋上でのシーンですね。

f:id:seege:20200620162033p:plain

※写真はイメージです。

おそらく、景色から考えると渋谷の東急百貨店東横店だと思います。

ジョニー大倉さんのセリフですが、「俺がガキの頃なんか、あまり高いビルなんかなくてよ。この上、登ると東京中が、みんな見渡せる気がしたんだけどな」というのがあります。デパートが一番高い建物だった時代があったんですよね。映画館で映画を見て、そのあと、デパートで買い物をして、食堂でお子様ランチを食べて、屋上に行って遊ぶ。そんな休日の過ごし方が日常でした。今は色んな選択肢があるので、デパートで過ごすという日常は非日常になっています。デパートの屋上って、何故か落ち着くんですが、大人になってからは懐かしい場所になってしまいました。

チンピラでは、黒い世界での話が続くなかで、デパートの屋上のシーンが息抜きになっているんですよね。

もちろん、チ・ン・ピ・ラと言えば、ラストシーンが一番の見どころですから見逃せません。

チ・ン・ピ・ラ  HDリマスター版 [DVD]

チ・ン・ピ・ラ HDリマスター版 [DVD]

  • 発売日: 2014/05/02
  • メディア: DVD
 

現在の柴田恭兵さん

2006年に肺がんで手術をしたということを聞いて心配していましたが、その後、「ハゲタカ」で復帰され安心していましたが、映画にはご無沙汰でした。

一時期、重病説も噂で流れていましたが2016年の映画「さらば あぶない刑事」で完全復帰したようで安心しました。


「さらば あぶない刑事」予告編

そして4年間の沈黙を破り、映画 コンフィデンスマンJPの第二作にも出演されています。

eiga.com

そんな憧れの柴田恭兵さんも今は68歳です。白髪頭って実際に見ても想像できません(笑)

写真や映像を見る限り、もうおじいちゃんです。

柴田さんだけは永遠に洋一のままだと思っていましたが、例外はないようです。