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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

他愛もない話(2020年6月9日)その2

他愛もない話について

  • 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
  • あまり役に立たない内容になるかと思います。
  • 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
  • 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)

今回は、他愛もない話(2020年6月9日)その1の続きになる。

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エレベータが使えない? 

食事の前に、買いたいものがあったのでエレベータに乗り、4階フロアの番号を押すと「押された階には止まりません」と冷たい一言が発せられた。試しに5階フロアの番号を押したが同じ結果だった。

あとからわかったのだが、現在は、19時で閉店となるフロアと21時まで営業しているフロアがあるようで、エレベータに乗った時間が19時を過ぎていたので、このような結果になった。

この時は、このエレベータはどこにも止まらないのか?と考えて1階まで降りて、1階からエスカレータで目的のフロアを目指した。

エスカレータに乗ってようやくエレベータの謎が解けた。19時を過ぎていたので店が閉店状態だった。

4階に到着したが、店は閉店だったので、明日早めに帰って19時前に来ることにした。

そのまま上がっていくとレストラン街に到着した。

不愛想氏との遭遇

何を食べようか?と悩んだ結果、親子丼のサンプルを見て食べたいと思ったので、居酒屋風の店に入った。店の前にアルコール消毒があったので、手を消毒していると、こちらを見ている50代位の男性がいた。そして「無言」で人差し指を1本立てている。客だと思っていたが、どうやら店員のようで人差し指は1名か?という意味なのだろう。

以下、この店員さんを「不愛想氏」と呼ぶ。

結局、「いらっしゃいませ」という言葉はかけられず、カウンター席で良いですか?と聞かれた。席に案内された。

カウンター席だということだったが、大きなテーブルで4名×2で8名座れるので大きなテーブル席という感じだ。

不愛想氏が無表情で初めて口を開いた。「21時で閉店ですけど大丈夫ですか?」と聞かれた。

「はい」と答えると、お決まりになりましたら呼んでくださいとだけ言って立ち去った。

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メニューを開いてみると、親子丼以外に、焼き鳥、鶏のから揚げといった単品ものが多い。そしてアルコール系のメニューも多いので居酒屋風ではなく居酒屋だった。

名古屋コーチンよりシェアが高い鶏肉で有名な県の店だということで期待は高まった。

名古屋は高い確率で美味しくない店に出会うことが多いが鶏肉だけは例外で「はずれ」がない。その名古屋よりシェアの高い鶏肉だったが、食べたことがなかった。

テーブルの上には呼び出しベルもないし、水も出されない。不愛想氏には笑顔は全くなく、何とも不思議な店だ。

決まったら呼んでくれというのにホール内には誰もいなかったが、不愛想氏を呼ぼうと思った瞬間、出てきた。どこかで見ていたのだろうか?と思いつつ、予定通り、親子丼と居酒屋だということでレモンサワーも注文した。

レモンサワーは先にお持ちしますか?と聞かれたので「はい」と答えた。

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これは拷問だ・・・

暫くしてレモンサワーを不愛想氏が持ってきてくれた。

お通しですということでネギと鶏肉が入ったものも出された。

鶏料理の居酒屋だということなので、期待しつつ食べてみた。

ネギも鶏も自宅で食べているものと遜色がなく、期待は裏切られた。

特に鶏肉は酷い。苦みだけが際立ち、甘味もうま味も感じられない。食べたことがないので本物か偽物かの比較はできないが、味は嘘をつかないので、「美味しくない鶏肉」であることに違いはなかった。

レモンサワーも飲んでみたが、レモンの味が遠くに感じられ、まるで水を飲んでいるかのような酷いものだった。

すると、一人の男性客が黙って入ってきて、自分の斜め向かいの席に座った。

不愛想氏が暫くしてやってきた。

黙って入ってきた客のことが面白くなかったのか、不愛想な話し方が一層不愛想になっていたが、客はそんなことにはお構いなしでメニューを見ながら注文していた。その客には21時までといった説明もしていなかった。

親子丼が届き、食べたがやはりうま味も甘味も感じられない。鶏だけでなく卵も「うま味」「甘味」がない。これは、拷問だと思った・・・

残して帰ろうかと思ったほどだ。

そんな、拷問を受けていると、不愛想氏がやってきて、食べ物はラストオーダーになりますと言ってきた。

今、食べているものも残して帰ろうと思っているのに・・・と思いながら、「はい、大丈夫です」と答えた。

その後、斜め向かいの客の注文の品が届いたが、不愛想氏はお通しの説明もせず、立ち去った。ラストオーダーのことも告げていなかった。常連なので説明を省略している可能性も考えたが、自分に対してよりも更に不愛想氏の対応が不愛想なので常連ではないように感じた。

店員の対応は悪い、制限ばかりを押し付けてくる、何より美味しくない。おまけに他の客への、ひどい対応を見せられたのでは、飲食を楽しめるような状況ではない。

拷問のような料理を何とか完食して出ようとしたが、考えたら伝票もない。

不愛想氏が丁度、やってきたので、席を立ちながら会計をお願いしますと伝えたが、返事もなかった。

電子マネーが使えないレストラン街

更に今どき電子マネーが使えない店だった。

最後の最後まで、気持ち良くなれなかったなぁと現金で支払い店を出ていこうとすると後ろから、「ありがとうございました」という声が聞こえた。

当たり前の言葉ではあったが、これまでのことがあっての一言だったので、最後の最後で救われた感じがした。

出張中、このレストラン街で別の店舗を利用してみたが、店員には笑顔がなく電子マネーが使えないというものだった。

2日目に入った店は男女差別のような対応を受けた。

窓側の景色が見える席が空いているのに壁側の席に案内され、後から入ってきた女性に対しては、窓側の席を案内していた。接客時の声のトーンも自分に対するものと女性に対するものが大きく異なり、ここまで露骨な接客を経験したことがなかったので呆れてしまった。料理はやはり美味しくなかったが、初日の親子丼に比べれば格段に美味しかったのが救いだった。そして3件目の店は、やはり店員に笑顔はなかったが、普通の接客で、料理も普通で徐々に良くなっていった感じだった。どの店も電子マネーが使えず今どき、こんなところもあることを知った。

これが横浜のスタンダード?

しかし、このレストラン街、3店舗を利用して気持ちよく食事ができたところがなかったので、長くは続かないだろうなぁという気がしたが、桜木町以外でも昼食を取ったが笑顔のある対応がほぼなく、唯一、笑顔の対応を受けられたのが、食品ストアだけだったので、宿泊したホテルでのチェックインでも笑顔がない接客だったので、横浜の接客というのは、愛想がないのではなく、笑顔がないのがスタンダードなのかもしれない。

横浜の裏側

関内駅では今でも駅の地下通路がホームレスの人が寝泊まりをする場所になっているので異臭が酷いそうだ。週一で清掃がされるため、月曜日には異臭が軽減されているが、日を追って酷くなり週末には異臭はピークに達する。そして寿町は「ドヤ街」と呼ばれ、日本三大ドヤ街の一つだという。ドヤ街というのは日雇い労働者が集まる街でスラム街のような場所らしい。このため、安い宿(簡易宿泊所)や安い飲食店が多くあるという。近くには横浜スタジアム、中華街、元町があるので、観光客が道に迷って入り込むと危険がないとはいえないと言われた。これはドヤ街には非社会勢力が仕事を仲介する「寄せ場」という存在があることも含まれる。最近は、公共の職業案内所もできている。それでも仕事が得られない者はホームレスとなり関内駅の地下通路に住んでいるという仕組みのようだ。関内駅から出張先に向かうまでの数百mの間でも、ドヤ街の住人のような人とすれ違うことがあった。

以前は、渋谷でも宮下公園に行くと段ボールやブルーシートのようなもので作られた小屋が長屋のように立ち並んでいる異様な光景があって、宮下公園にうっかり入ってしまい驚いた経験がある。

それも随分前に撤去されたが、渋谷は、色々な意味で汚れた街という印象だったが、横浜というと、お洒落な綺麗な街というイメージしかなかった。それが、未だに駅の地下通路にホームレスが住んでいたり、ドヤ街がある状況だということに驚いた。決まった住所がないと生活保護の申請が拒否されるという時代もあったようだ。

少しずつ改善はされているが、それでも今、現在もドヤ街、ホームレスが存在するということを考えると、まだ問題があるということになる。

これまで横浜の綺麗な表側しか見ていなかったが、裏側では相反する状況があるということを初めて知った。

あと、今回、コロナの関係で人との接触を極力減らすということで仕事が終わったらホテルに帰り、ホテルから出るのは食事の時だけで更にホテルに近い場所だけにしていたので中華街には行けなかったが、地元の人は意外と中華街には行かないということを知った。理由を尋ねると、行く理由がないということだった(笑)中華を食べたければ中華街にわざわざ行かなくて美味しい店はあるから行く理由がないことだった。

そう考えると中華街も横浜の観光地という存在なのだろう。

今回の出張で自分の横浜のイメージはガラリと変わった。