まずは、大人の対応です。
タイトルからもわかるかと思いますが、今回は、Being社にかなり苛立ちを感じています。
まずは、大人の対応で冷静に書いていきます。
2004年にZARD初のライブである、「What a beautiful moment 」のDVD映像を最新技術でフルHD化!高画質の美しいライブ映像が47都道府県の映画館で2020年2月10日~4月の間で上映されるということで2020年1月20日に発表されました。
その後、タイミングが悪く、コロナウイルスが世界中に感染を広めました。
コロナウイルスがまだ終息の兆しが見えない状態ですが、上映は中止にならず継続しているようです。
2004年に敢行されたZARD初にして唯一の全国ライブツアー“What a beautiful moment Tour”のDVD映像を、最新技術でフルHD化!高画質の美しいライブ映像が、2月10日から4月にかけて、47都道府県の映画館で順次上映されます
映画館は大丈夫?
石川県での上映は、3月14日と3月15日ということで、当日の状況を見て、多いようであれば、諦めようと考えていました。
予約状況を見てみると、この時期なのに半分以上が予約済みの状態でした。ZARDの人気は石川県でも凄いんだなぁと思いつつ、これは止めた方がいいかな?という気持ちが強くなりました。
ふと下の方を見ると何やら注意事項のようなことが書かれてあります。
前後座席の間隔を空けたチケット販売について
新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、当面の間、原則、前後1列ずつ間隔を空けてチケットを販売させていただきます。 (3月11日 8:00~)
なるほど、コロナウイルスは、飛沫感染なので1列空ければ感染しにくくなります。
そう考えて、1列全部が予約済みになっている部分を除いて改めてみてみると、予約状況は数人でした。これなら大丈夫だと考えて、念のため、予約している人からは離し手予約するのがマナーです。どちらにしても僕は普段から人が予約しないような壁側の端を予約するので普段通りの予約です。
映画館は休日だというのに、人が少ない状態でした。
いつもだとロビーフロアは座る場所がないくらい大勢の人がいるのですが今日は、半分以上が空いていました。
スクリーンへ
上映の13分位前に準備ができたということで案内がありました。
中に入ると数名が座っていました。その後も、そんなに大勢の人が入ってくることもなく平日の昼間のような感じで上映が始まりました。
最新技術のフルHDとは?
「最新技術でフルHD化!高画質の美しいライブ映像」とあったので、かなり期待していました。
ZARDの映像は、フルHDどころからDVD画質(720×640)の時代です。
それが、最新技術でフルHD(1920×1080)になるというのですから相当綺麗な画質に仕上がったのだろうと期待するのは当然だと思います。
それが映画館で上映されるのです。
映像を見て、驚きました。
驚いたのは高画質になったことではありません。高画質の美しいはずの映像がオリジナルよりも粗い画質のように見えたからです。まるで、720×640の映像を1920×1080に拡大しただけのような映像でした。そこには最新技術も何も感じられません。
最新技術とはどんな技術なのでしょうか?
依然に負けないでを歌っている坂井さんをHDデジタルリマスタリングするということでテレビ番組で放送されていましたが、その時にはどんな技術なのかということを丁寧に説明がありました。しかし、今回は特に説明がなかったので、疑惑だけが残りました。
酷いのは映像だけでない。
酷い状態は映像だけではありません。
音についても音割れが酷い状態でした。
正直、僕は音に厳しい方ではなく、間違いなく甘い方です。
それでも、今回の音割れは酷かったと感じました。
音については、レベル合わせなどができていなかったのかもしれませんが、映像に関してはお粗末であることに変わりありません。
広告でフルHDとか、綺麗な画質といった表現がなければ、こんな思いをしなくても済んだのに・・・そう思いました。
これで、2,000円の料金を取っている。映画館で売られていたグッズも異常に高額で、これは今に始まったことではないので、これ以上は書きませんが今回の件で、お金儲け優先なのかなとは感じました。
そんな映像と音が100分続きました。正直、途中で席を立とうかと一瞬ですが思いました。
金儲け優先になってしまったの?
これまで、2012年からBeingは毎年、スクリーンハーモニーなどを上映してきました。
内容は既に販売されているDVDの内容を編集しただけのような内容が多かったのでZARDファンの中では評判が悪かったのです。
僕は公開できるレベルのものがないので坂井さんのクォリティを重視した考えを尊重してのものだと信じていました。
しかし、今回の映像はDVDをそのまま流しただけのものでした。むしろDVD画質より悪くなっていたように見えました。更に音質も酷いものでした。
広告に偽りありという事になるので、クォリティ以前の問題です。
このような映像や音で上映することを坂井さんが認めるはずはありません。
今回のbeing社の、やり方はファンを騙した行為だと言っても過言じゃありません。
坂井さんがお世話になったbeingがこんなことをするなんて残念でなりません。