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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

かんぽ生命、日本郵政だけではない。過剰なノルマによる「自爆営業」

 

12月16日に金融庁がかんぽ生命と日本郵便に対して一部の業務の停止命令を出す方向という報道がありました。

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題で、会社側の内部調査で法令や社内ルールに違反したと確認された販売が、これまでに合わせて670件に上ったことが分かりました。金融庁は、かんぽ生命と日本郵便に対して内部の管理体制に問題があったとして一部の業務の停止命令を出す方向で検討を進めています。

www3.nhk.or.jp

年賀状もノルマがあるようで、個人では対応できないような枚数のようです。

以前はゆうパックを配達して頂いた配達員の方から年賀状を買ってもらえませんか?という勧誘もありました。

年賀状のノルマの枚数というのは、個人でどうにかできるレベルではないそうで、結局自分で購入せざる得なくなる方が少なくないようです。ノルマがこなせず、自分で購入したり契約することを「自爆営業」というそうです。

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配達される方は営業職ではないという認識なのに、突然、年賀状を買ってくださいと言われると、怪しい人のように感じてしまいます。当人も本意ではなかったのだと思いますが、「ノルマ」に追われるから「本来とは違う」ことをしないといけなくなります。

その結果、今回のかんぽ生命のように「不正」な方法で勧誘を行ったり、保険料の二重徴収といったことに繋がっているのだと思います。

以下の記事を読むと過剰ノルマの酷い状況が伝わってきます。

www.nishinippon.co.jp

残業は減らしてノルマもこなせ。
営業職でもないのに年賀状を7千~8千枚も販売しろいうのは過剰なノルマと言えるはずです。しかも残業時間は減らせということなので、配達しながら営業なんてできるはずがありません。

家族に日本郵政の職員がいる同僚が会社や社員が購入する年賀状を家族を通して購入してもらえませんか?ということで会社が協力している事例もあります。

これは、かんぽ生命や日本郵政に限ったことではなく、JAでも営業職でない写真に毎年1件の保険契約のノルマが課されているという話を間接的に聞きました。ノルマを達成するために親戚などに依頼しても限度があります。結局、「自爆」選択を行うと次は、
毎月の保険料で生活ができなくなり退職せざる得なくなったということです。

diamond.jp

保険会社の社員へのノルマというのは、当たり前なのでしょう。
自動車販売などでも自爆営業ということを聞いたりもしますので、過剰なノルマを強要するのは、かんぽ生命、日本郵政のように不正行為に追い込むことになるので、法改正が必要だと思うんですよね。

国は、働き方改革だ、残業時間上限を厳守しろと法改正を行っていますが、これも労働者の首を絞めつける行為です。

人手不足で機械化なで業務効率をあげることができない会社はどうすれば良いのでしょうか?会社で業務を行うと労基署の検査でバレるので自宅に持ち帰って仕事をする。会社によっては、勤務時間以外は会社・自宅問わず仕事ができないようにパソコンに制限を掛けている場合もあります。もう、こうなってくるとどうすればいいんだよって感じです。

会社からはノルマ、国からは間接的に業務効率向上、労働時間上限厳守という圧力が労働者にかけられているのです。
これではストレスがたまり、異常な行動に出る人がいても不思議ではありません。

 

 

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