インスタント食品って今は、色々なものがありますが、僕の中では、やはり「インスタントラーメン」です。インスタントラーメンは、1958年に日本で誕生しました。
そのインスタントラーメンは今も販売されている、日清食品のチキンラーメンです。
発売当初は、お湯を入れて2分でした。
今は、お湯かけだと3分、鍋だと1分になっています。
カップがないだけでどんぶりで食べる、カップ麺ってことですよね。
1食35円という価格で販売されたのですが、中華そばを店で食べるのと同じ価格だったということです。ちなみに、うどん1玉は6円でした。
【参照元】
1958年からなので、61年ってことですか。
人間だと還暦を迎えていることになります。
日本で誕生したインスタントラーメンが今では世界中で食べられるようになっています。
インスタントラーメンに興味のある方は以下のサイトに色々な情報が掲載されています。
そして、カップ麺は、その13年後の1971年にやはり、日本で誕生しました。
こちらも、今も販売されている、日清カップヌードルです。
販売当初は1食ごとにフォークが添付されていたそうです。箸ではなく、なぜフォークかというと、海外にチキンラーメンを売り込みに行った時に、訪問先の人が麺を小さく割って紙コップに入れ、お湯を注いでフォークで食べたことからです。これがヒントになりカップヌードルが誕生したのです。箸に馴染みのない海外の人でも食べられるようにということからフォークを添付したということですね。
【参照元】
カップヌードルは最初、全く売れませんでした。やっぱりインスタントラーメンは家で食べるものだったので、鍋とどんぶりがあるのに、わざわざカップに入った高いラーメンを買う必要なんてないと考えますよね。それが1972年に起きた、人質を取って長野の山荘に立てこもった「浅間山荘事件」をキッカケに状況が変わりました。事件の現場はマイナス15℃で、山荘の周囲にいる警察官達に支給された弁当も凍ってしまうような寒さでした。何とか温かいものをという事でカップヌードルを出しました。そしてテレビの生中継で警察官がカップヌードルを食べているシーンが何度も流されて知名度が高まったのです。
お湯があれば、どこでもラーメンが食べられるって便利とか、何より食べてる姿を見て美味しそうに見えたんですよね。
NHKの朝ドラ「まんぷく」はインスタントラーメンやカップヌードル誕生の話だったようですね。(僕は見ていなかったので・・・)
とにかく、こうして、カップ麺が日本で広まっていったということですね。
余談が長くなってしまいましたが、本題の僕の好きなカップ麺ランキング ベスト10です。
最近は、あまり食べていないので、比較的古いものが多いかと思います。
このため、既に発売されていないものもありそうです。
あと、僕は生麺タイプより昔ながらのインスタントラーメンって感じが好きなので選考基準にも影響したはずです。
では、10位からではなく、もう一気に1位からです。
1位は、どうしても一つに絞れなかったので、2つになりました。
袋麺も好きですが、カップは野菜なども入っていてトッピングが不要なのと、麺とスープのバランスが最高なのでベスト1です。
こちらも、そのままでも、美味しいのですが、サッポロ一番とは違って、具がちょっと弱いんですよね。しかし野菜や鶏肉を購入してのトッピングが、しやすいカップ麺です。どんぶりタイプの容器でないと、トッピングは難しいので、どんぶりタイプというのもポイントになっています。このため、そのまま食べるよりも、ちょい乗せで拡張性が高い食べ方ができるということで1位です。
2位 東洋水産 マルちゃんの力もちラーメン
これは、名前の通り真空パックの餅が入っているのが特徴です。更に麺とスープのバランスもよく餅にも合った素晴らしいカップ麺です。今は、ラーメンがなくなり、うどんだけになったみたいで残念です。
富山ブラックの袋麺はインスタントラーメンの最高傑作だと思います。これは、そのカップ麺版です。スープの見た目は真っ黒ですが、味はスッキリしています。胡椒が効いていますが、僕には丁度いいスパイスです。では何故、カップ麺では1位でないのか?それは、これを超えるカップ麺があるからです(笑)
4位 日清 カップヌードル
もう、カップ麺の基準とも言える味です。昔は具の肉が苦手だったので、お湯を入れる前に全部、抜き出していました。しかし最近は徐々に慣れて来たのか、改善されたのかわかりませんが、美味しく感じるようになってきたので、4位です。
カップヌードルの具を優しくした感じで肉の代わりに小さなエビが入ってます。具に関しては個人的にはカップヌードル越えです(笑)麺とスープが独特の味わいで適切な表現ができませんが、癖になる味です。残念ながら、静岡県までの西日本でしか販売されていません。これは西を超えると運送費が高くなるからだという事、営業マンが3名だけ、以前は東京に営業所がありましたが、今はないということです。
確かに、従業員130名、年商80億円ということなので、全国展開は難しいかもしれませんね。
スープには貝(ホタテ)のエキスが含まれているため、目隠しされても、直ぐにチャルメラだとわかる個性的なものに仕上がっています。
どちらかというと、富山ブラックと同じで袋めんの方が美味しいですが、時々、凄く食べたくなる味であることに変わりはありません。
7位 エースコック わかめラーメン ごま・しょうゆ
子供の頃は、このラーメンが苦手でした。
しかし、大人になって妙に食べたくなり、買って食べてから病みつきになりました。わかめとスープがベストマッチです。わかめラーメンってカップタイプが販売されたあと、袋めんが出来たという逆パターンのものです。わかめ、スキ好き!どこのわかめじゃ! 石立鉄男さんのCMが印象的でしたが、柳沢慎吾さんに上手く引き継がれたCMも好きです。
金ちゃんヌードルに匹敵する、変わり種のカップ麺です。
でも、やはり癖になるんですよね。
こちらも具のエビが特徴的でカップ麺との相性が最高だと思います。
去年、期間限定ということで富山のブラックラーメンとコラボした、ブラックチャンポンめんが美味しくて驚いた記憶があります。
9位 エースコック ワンタンメン
ワンタンと聞くとエースコックのワンタンメンの味を思い出すくらい、強烈な味です。こちらも袋めんの方が好きですが、カップもいけます。
最後は、世界初のインスタントラーメンのカップ版です。袋めんの方も、そもそも、お湯をかけるだけでできるタイプのものなので違いはないかと思ったのですが、やはりカップの方が味がおとなしい感じです。
袋めんがカップになった時に共通するのですが、味がカップの方が薄くなっている気がします。
ランキング入りはできませんでしたが、以下のものも正直捨てがたいです。
日清 どん兵衛 きつねうどん(西)
正直、ストレート麺になってから、麺にスープが絡まなくなり美味しさが相当、落ちたと思います。昔の折れ曲がったような麺が美味しかったです。あと、油揚げも昔よりも質が落ちているような気がします。
不満ばかりになりましたが、どん兵衛はまだまだ美味しくなるはずだと期待していることから、捨てがたい一品に含めました。
エースコック THE和 おろし風そば
これ、出張に行った時にセブンイレブンに置いてあって美味しそうなパッケージだったので、つい買ってしまいました。
わさびの味、大根おろし風のパウダーが絶妙で、カップ麺でありながら味は、本物の蕎麦だと錯覚してしまいそうな感じでした。
THE 和は、本当に美味しかったのでもう一度、食べてみたいのですが、地元のスーパー、コンビニでは見つけることができません。
アマゾンでも品切れでしたが、以下のものはまだ購入できるようです。
エースコック オキコラーメンBIG チキン味
これは地元のコンビニで偶然、見つけてベビースターラーメンのようなイラストやタイトルに惹かれて買ってしまいました。
昔ながらのインスタントラーメンって感じで、好きな味です。
BIGサイズながら少食の僕でも食べきることができました。
日清とエースコックが多かったような感じですが、この2社のものは新製品でもどこか安心感があります。特にエースコックのカップ麺は好きなものが多いですね。
最後に、少し古いランキングですが、カップ麺の売れ筋ランキングを見つけましたので紹介しておきます。
1位 カップヌードル
2位 マルちゃん 赤いきつねうどん
3位 カップヌードル シーフード
4位 マルちゃん 緑のたぬき天そば(東)
5位 ペヤング ソースやきそば
6位 日清やきそばU.F.O
7位 日清のどん兵衛 きつねうどん(西)
8位 カップヌードル カレー
9位 マルちゃん ごつ盛りソース焼きそば
10位 マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば
ラーメンよりも、うどん、そば、焼きそばといったものが目立ちます。
みなさんも、是非、ご自身のカップ麺ランキング ベスト10を選んでみてください。