犬だな（まだ結婚できない男） - seegeのまとめサイト

「まだ結婚できない男」も第六話が終わりました。

今回は、まず6話を見て頂いてからの方がドラマを楽しむことができると思います。

今回の見どころは「タツオ」の飼い主さんがお惣菜を桑野の部屋に持っていった場面です。6話を見た方からは、「違うだろ！」って声が聞こえてきそうですが、そこは僕の独断という事なのでお許しください。

今回は、それくらい大きな見どころがあるのですが、まずは僕のおススメからです。

桑野は、いつものようにクラシック音楽を鳴らしながら、何やら料理をしています。
そこへ、ピンポ～ンとインターフォンが鳴りました。
呼び主は、飼い主さんです。
弁護士のまどかと、有希江の3人で女子会を行うために惣菜を買ったのですが、買い過ぎたということで持ってきてくれたのです。せっかく、持ってきてくれた飼い主さんに桑野の最初の一言は、「これ残飯処理ですか？」でした・・・これは流石にムカつきますよね。

飼い主さんは、「いらないなら、いいです」と持って帰ろうとすると、「いります」と桑野が呼び止めました。そのあと「どうもありがとう」とお礼の一言も。

惣菜を受け取った桑野は、「空心菜か・・・「奴」の付け合わせには丁度いいか」と不気味な一言を発し部屋へと戻っていきました。戻っていく桑野の姿を見ながら、飼い主さんは、「えっ？」っと驚いた様子です。

空芯菜です。

桑野が料理していたのは、「北京ダックでした」
「奴」というのは、北京ダックだったのですね。
それも何故か２羽です。

北京ダックの切り分け前後です。

桑野は料理を終えると一言、「完璧だ」

桑野はキッチンに並んでいる北京ダック２羽と、おすそ分けで頂いた惣菜を見比べながら、何やら決意したようです。

今度は、女子会を行っている飼い主さんの部屋のインターフォンが鳴りました。

インターフォンの映像を見るとそこには桑野が何かを持って立っている姿がありました。思わず、飼い主さんは「うわっ！桑野さん　今更、お惣菜いらないとか言ってくるんですかね？」と二人に問いかけます。

扉をあけ、どうしたんですか？というと桑野は「ちょっと作り過ぎちゃったんでね、さっきのお返しというか」と言われて安心した飼い主さんは「ありがとうございます」と言いながら桑野の手元を見ると、まだ見たことのないものがありました（笑）

「これ何ですか？」と聞くと、桑野から「北京ダックですよ」の一言。

１人暮らしの桑野がなぜ、北京ダックを２羽も料理したのでしょうね（笑）

凄く気になる点ではありますが、答えが見つからないので、それはさておき、飼い主さんは北京ダックを食べたことがないようです。食べ方を桑野に聞くと「いいですよ。僕が切り分けますから」と部屋に入っていきました。

「北京ダックは手早く切らないと旨味が逃げてしまうんですよ」とかウンチクを述べながら切り分けていると、「タツオ」が桑野に近づいてきました。

「タツオ」は舌で何度も鼻を舐める仕草を繰り返しながら桑野の顔を見つめます。

目があった桑野は切り分けていた北京ダックの皮の１枚を包丁に乗せて「タツオ」の方に放り投げました。床に落ちた北京ダックの皮を必死に食べている姿をみて桑野は、笑みを浮かべながら「犬だな」と言い放ちます。
女子会の３人は無言でえっ？という顔で桑野の方を見ました。

ここが今回の見どころです（笑）

タツオはパグで犬なんです。
犬に対して「犬だな」って言ってしまう桑野は、タツオを犬だと思っていなかったのでしょうね。そんなタツオに切り分けた北京ダックを食べさせると、「犬のように」必死に食べていたので、思わず「犬だな」と言ってしまったのでしょうね。確か前作でも同じようなシーンがあり「犬だな」と言っていたのを思い出しました。

今回は、多くの方が別の箇所を見どころだと感じているはずです。
それは、「やっくん」の正体が判明したからです。

桑野の事務所の共同経営者である村上が、やっくんのブログ写真からやっくんを特定するための大きなヒントを見つけたのです。そしてそれが、ジムでよく顔を合わせる「薬丸」と一致したのです。この結末については、第六話を是非見てください。
特に桑野と薬丸とのやり取りは楽しめるはずです。