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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

「住みたい街、住みたかった街」六本木ヒルズ

「住みたい街」と聞かれれば迷わず、六本木ヒルズと答えます。

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六本木ヒルズというと商業施設ですが集合住宅である六本木ヒルズレジデンスも含まれているんです。

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「住みたい街」に僕が求めることは住みやすさと防災対策です。

このため、ヒルズ族になりたいといった、ステータスについては考えていません。

まず住みやすさですが、六本木ヒルズには飲食店、各種ショップ、病院、映画館、美術館、食料品、公園、ホテル、テレビ局、アリーナ、色々なオフィスと生活するのに必要なものが全て揃っています。話題の店などは、黙っていても六本木ヒルズには出店したいでしょうから、こちらから、わざわざ出向かなくても良いのです。ちょっと無理がありますね(笑)

外出も電車の駅、バス停、タクシー乗り場、全てあるので、どこへ行くにも手段に困りません。

www.moriliving.com

それでいて治安も良く(注1)、「災害時に逃げ込める街」をコンセプトに作られているので防災対策も安心です。

「逃げ込める」というのがポイントです。六本木ヒルズでは5,000名の帰宅困難者を受入れることを港区等と協定書を締結し、受入場所の確保、食料・資機材等の備蓄、情報提供等の対応を行っているのです。つまり住んでいなくても災害時には六本木ヒルズに逃げ込めば安心なのです。

そしてヒルズという名前の通り高台にあるので洪水の心配もなく72時間稼働の非常電源も確保されています。断水した時のことも考慮されており、災害用井戸が2か所に設置されており、トイレの洗浄水、飲み水としての利用も可能だということです。備蓄倉庫もあり食料は3日分が準備されています。

注1:六本木全体の治安はよくないかもしれません。

allabout.co.jp

安全面でも平成16年3月26日に六本木ヒルズ森タワーの回転扉で起きた悲しい事故から回転扉は全て撤去、そして森ビルが管理・運営する施設全般の安全強化が行われています。

六本木ヒルズより住みやすい街はあるかもしれませんが、防災面でここまで対応できている街は他にないはずです。

www.roppongihills.com

更に職場が六本木ヒルズだったら満員電車を我慢したり、帰宅困難者になる心配もなくなります。

六本木ヒルズは、これだけでありません。
六本木ヒルズに初めて行った時ですが、迷路のようでどこに何があるのか?あの店に行きたいのに迷ってしまった経験を思い出します。

なぜ、こんな迷路のようなものを作ったのかと疑問を感じました。
あとから知ったのですが、これは偶然ではなく意図的に迷路のようにしたということでした。

「人は直線的に歩くのではなく、うねうねとし歩く」ということから、来街者が、街全体を回遊して何度でも楽しんでもらえるように、歩くたびに景色が変わり、決して単調にならない連続した空間にしたかったということです。

www.roppongihills.com

長年同じところに住んでいると慣れてきて刺激がなくなってくるものです。
六本木ヒルズは今でも時々、こんな抜け道があったのか?と発見することがあります。

そして、六本木ヒルズ内では季節にあった色々なイベントが開催されます。
クリスマスイベントやライトアップ、都会での新しいお花見が体験できる春祭り、テレビ朝日恒例の夏祭り、秋は国際映画祭と盛りだくさんです。

言い忘れていましたが、六本木ヒルズアカデミーという図書館もあるのです。
ただ、会員制なので有料になりますが、六本木ヒルズ森タワーの49階に位置し、7:00~24:00までの長時間営業です。

www.academyhills.com

六本木ヒルズに東京が凝縮されているように感じられます。
そんな六本木ヒルズは、あくまで「住みたい街」です(笑)


今後、5G(第5世代移動通信システム) といった通信面の技術が進化していくことで色々な分野が変わっていくはずです。
通信技術が進化していくことで、テレワークが色々な企業に普及していくはずです。遠くに離れていても、まるで目の前にいるかのように打ち合わせができるようになれば、移動する必要がなくなるので、オフィスや顧客のところへ出向かずにコミュニケーションが取れるようになります。
それでも、現地に行くことはどうしても発生しますが、リニアモーターカーが開通、範囲が拡大されれば移動時間も短縮されます。

例えば、東海道新幹線「のぞみ」で品川~名古屋間は最短で約1時間30分ですが、リニアモーターカーだと何と40分です。
町田から新宿までが約40分なので名古屋と町田が時間的には同じ位置になります。
(運賃は20倍程度違いますが・・・)

週1回くらいの頻度であれば、高い家賃で東京にオフィスや家を持つより地方に移転・移住した方が、金銭面でも負担は軽減するはずです。


リニアモーターカーが日本中に拡大されていけば、自然と色々な分野が地方に分散されていくはずです。

六本木ヒルズと同じような街が地方に作られるかどうかは、わからないのですが、「住みたい街」の選択肢は今後、増えていくのではないでしょうか?

「住みたい街」が「住みたかった街」に次々に変わっていく時代が近づいているということのように僕は感じています。

 

ちなみに、「住みたかった街」もあるんですね。
それは、横浜です。

これは、テレビドラマの影響が大きいのですが、特にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」ですね。どれを見ても、さわやかな街って感じで良いイメージしかありません。

具体的にどんな街かを調べようとしたこともないので、本当に住みたいと思っているのではなく、憧れが強かったのでしょうね。このため、知らない間に「住みたかった街」と過去形になっていました。

映画 「恋は雨上がりように」の中でも横浜が登場していて、素敵な街という感じで描かれています。

恋は雨上がりのように
 

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