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立花孝志参議院議員が参院埼玉選挙区補欠選挙へ立候補?

10月8日、夕方のニュースを見ていると、立花孝志参議院議員が、参議院埼玉選挙区補欠選挙に立候補という報道がされました。

え???立花孝志って参議院議員なのに、参議院議員補欠選挙に?どういうこと?とクエスチョンばかりが頭に並びました。

調べてみると、補欠選挙に立候補を要請していた3人(豊田真由子氏、青島健太氏、籠池佳茂氏)の内、2名(豊田氏、青島氏)には断られ、籠池氏からは回答がなく、籠池氏では弱いという思いもあり、そんな中、告示日である、2019年10月10日(木)が迫ってきた時に立花氏自身が立候補をすればよいと閃いて決めたようです。
自民党が対抗を擁立しない、埼玉県は投票率が低い、候補者は現在、他に1名(埼玉県前知事の上田清司氏のみという状況から、立花氏は勝てる選挙だと判断したようです。

立花氏が立候補することで、現職は自動失職となり、N国党全国比例2位の浜田聡氏が繰り上げ当選ということになります。

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浜田聡氏は、2019年8月25日の埼玉県知事選挙にも立候補しましたが結果は大敗でした。立花孝志氏は、Youtubeの動画でも何度も告知しており、この選挙にかなり期待していた様子でした。

立花氏は今回の補欠選挙に勝ち目があると判断していますが、そんなに甘くはないはずです。対抗は埼玉県の前知事です。地盤は固まっているはずですから、埼玉県で選挙に関心のある方は、当然、上田清司氏を推すでしょう。
何かと話題性のある立花氏ですが、2019年7月に参議院議員に当選しましたが、国会議員としての活動については何をしているのか、わからず、どちらかというと話題作りに勤しんでいるようにしか見えません。そんな立花氏に埼玉県の方が投票してくれるのか?という点が気になります。

勢いのあったN国党から浜田氏が埼玉県知事選に出馬しましたが2位の青島健太氏にさえ、遠く及ばない大敗だったのです。仮に党首の立花氏が出馬していたとしても、大きな差はなかったのではないかと思います。

以上から、今回の補欠選挙に立花氏は勝てないとみています。

以下は、立花氏が、一旦、国会議員を辞めますと発表した動画です。

参照元

以下は、緊急記者会見の内容ですが、その中で、今回の選挙で勝てる根拠についても語っています。(9分30秒くらいからです)

参照元

立花氏は選挙に勝てる根拠として以下のことをあげています。

  1. 公党が9つもあるのに、どこも対立候補を出さない
  2. 600万人を超える有権者で県知事選挙の投票率は20%台なので投票率があがれば十分票の獲得が可能

N国党の話題性だけで投票率がこれまで以上に上がるとは思えません。N国党がどうやって投票率をあげるのかわかりませんが、立花氏が言うような票の獲得ができるとは思えません。

堀江貴文氏がYouTubeで、立花氏の本当の狙いということで、憲法改正の際に、参議院は与党が可決するのに必要な3分の2以上の議席がないため、N国党の議席数が増えれば、憲法改正勢力の、キャスティング・ボートになり得るという話をしていました。

しかし、立花氏は次の衆議院選挙に立候補するという話もYoutubeでしています。

堀江氏の説が正しければ、わざわざ参議院議員議席を減らして、与党が3分の2以上の議席を占めている衆議院議員に鞍替えすることはしないはずです。

仮に衆議院議員への立候補をやめたとしても、いかにも怪しいN国党を取り込むことは自党のイメージダウンになる可能性が高いので、そういったリスクを考えるとN国党を取り込もうとすることはないと考えています。


立花氏は国会議員としての活動は、おそらくほとんどできていないはずなので、落選した方がマスコミや国民から叩かれる要素がなくなった方が都合が良いのかもしれません。当選すればN国党は支持されているんだという確認が取れたことになるので、大手を振って今までのやり方を続けられます。
そして、東京都中央区議会議員 二瓶文徳氏から訴えられて仮に裁判で負けることになれば、議員を辞める可能性もあります(有罪になったら議員を辞める言っていましたが、現在は、マスコミが頭が悪いので辞めないということを言っています。)

立花氏のことなので落選した場合のことも考慮されていると思います。
埼玉県民有権者の方は、賢明な選択を是非、してください。