香港では、緊急状況規則条例(緊急法)による、覆面(マスク)禁止法が10月5日より発効されています。
覆面禁止法ってどんな条例か知っていますか?
最初、香港では今後、マスクの使用が禁止されるのかと思っていましたが、デモ参加者のマスクや覆面の着用を禁止するというものでした。
覆面禁止法が適用されるのは以下の場合です。
- デモ行進(認可および非認可共に)
- 非合法の集会
- 暴動
そして禁止の対象は以下のものです。
顔を覆えるもの全て
- マスク
- 覆面
- フェイスペイント
以下の場合は除外
- 健康や職務上の理由でマスクなどの着用が必要な人は除外されるとしている。
当然、そんな条例はバカげた内容だと、デモが起きますよね。
香港政府もそれは、想定内だということなのであとは、香港政府の思惑通りにデモが鎮静化するかどうかということです。
香港のデモは、地下鉄駅構内での破壊行為、火炎瓶の使用といった暴徒化している一面もあるので、何らかの対応が必要になります。政府は覆面禁止法を制定し、地下鉄の運営会社は地下鉄を全面運休としたたりと、デモ隊には不利な環境になっています。
行政長官は、今後暴力行為が高まる場合は、政府は次の措置も考えると言っています。
デモ隊による暴力行為がエスカレートしていけば、中国の武力介入という最終手段が投入される可能性もでてきました。
デモ隊は、原点に戻り、何を実現したいのかを考えるべきだと思います。