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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

ラグビー プール戦最後の対戦相手、スコットランドについて

日本は、初戦のロシアに勝利、更に、アイルランド戦にも歴史的勝利を遂げて2連勝と絶好調でした。そして3戦目のサモア戦ですが、勝利しているのか、負けているのかは現段階ではわかっていませんが、アイルランド戦に勝利した勢いで、日本はサモアにも勝ってくれているはずです。
スコットランドは9月30日に先にサモアと対戦を終えており、スコットランドが34対0と完勝しています。
その結果、9月30日時点で、プールAは以下のような状態です。

  1. 日本:2勝0敗(勝ち点9)
  2. アイルランド:1勝1敗(勝ち点6)
  3. スコットランド:1勝1敗(勝ち点5)
  4. サモア:1勝1敗(勝ち点5)
  5. ロシア:0勝2敗(勝ち点0)

3チームが1勝1敗という混戦状態です。
アイルランドスコットランドの残りの対戦は以下の通りです。

アイルランド

スコットランド

  • ロシア
  • 日本

アイルランドスコットランドはあとは、格下ばかりなのでまず、負けることはないでしょう。

そうすると、サモア戦に勝ったとしてもスコットランドに負けると3チームが3勝1敗で並ぶ可能性が高くなります。そうなった場合、得失点差勝負になるので、2015年のワールドカップと同じように3勝したのに決勝トーナメントに出場できないということにもなります。
このため、日本は、サモアにもスコットランドにも勝って4勝しないと決勝トーナメントに行けないと考えないといけません。
日本にとっては、1敗が命取りになるのです。
しかし日本とスコットランドの、過去の対戦成績は日本の1勝10敗と圧倒的に不利なのです。

では、そんなスコットランドは、どこにあるのかというと・・・

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えっ?そこはイギリスなのでは?と思った方もいるかもしれません。日本でいうイギリスというのは、実は、スコットランドイングランドウェールズ北アイルランド、4つの王国の連合国で構成されているのです。

正式名称は、「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」で日本語に訳すと、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国となります。日本ではイギリスと呼んでいますがイギリスという名称は世界的には存在しておらず、日本だけの呼び方です。
グレートブリテンというのは、以下のようになります。

ウェールズイングランドが「ブリテン」で、「ブリテン」+スコットランドが「グレートブリテン」になります。複雑ですよね(笑)

f:id:seege:20190926200410p:plainスコットランドイングランドの北側に位置します。
ゴルフが有名で、ゴルフをしない僕でも知っている、セント アンドリュース オールドコースはスコットランドにあります。
そして、セント アンドリュース オールドコースはゴルフ発祥の地になります。

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スコットランドというのは、歴史を感じさせる風景が多いです。

ハリーポッター誕生の地でもあるので、見どころ満載です。
スコットランド名産の、スコッチウィスキーを飲みながら、のんびりするもの良さそうです。

 

さて、ラグビースコットランド代表についてです。

2015年のワールドカップ イングランド大会で、プールBに所属していました。

南アフリカ共和国
サモア
スコットランド
日本
アメリカ合衆国

日本は南アフリカに歴史的勝利を挙げ、プール戦で3勝1敗の好成績でしたが、南アフリカスコットランドの2チームも3勝1敗だったということで得失点差で日本は決勝トーナメントには進めませんでした。
その時、1敗した相手がスコットランドです。

以下のリンクは、2015年のワールドカップでのスコットランドと日本の試合の映像です。

www.rugbyworldcup.com

スコットランド代表のラグビーは、ボールを力でキープするというチームではなく、選手各自が役割を理解し組織に動くチームです。
以下は、スコットランド代表の紹介動画です。

スコットランドが、長崎でキャンプを行ったことで、長崎市公式観光サイトで紹介されているものです。(スコットランドラグビー協会作成)

以下はラグビーワールドカップ公式チャンネルで公開されているものです。

参照元

スコットランド代表を率いるのは、ニュージーランド人のヴァーン・コッター監督のあとを継いだ、グレガー・タウンゼンド監督です。現役時代はスコットランド代表としても活躍した名キッカーで、欧州5か国対抗(現6か国対抗)を最後に制した1999年の大会では全4試合でトライを決めました。
その後、グラスゴーウォリアーズ(スコットランドのプロラグビーチーム)の指揮官を務め、現在に至ります。

そしてスコットランド代表と言えば、アイアンマンの主演俳優である、ロバート・ダウニー・Jrに似ている、グレイグ・レイドロー(SH)です。
単にアイアンマンに似ているだけはありません。キャプテンを務める誰もが認めるスコットランドの中心選手です。176cmと小柄ですが、絶妙なパスとキックでゲームを作り、正確なキックで確実に得点するプレイは甘いマスクからは想像できないほど脅威です。

欧州最高クラスのゲームコントローラーだ。接点から攻撃を展開する、スクラムハーフのポジションを務める。地面からボールを持ち出すタイミングに緩急をつけながら、正確なパスをさばいてゆく。相手をじらす。

フィールドを駆けまわりながら、フォワードの立ち位置や動きを指示。連続攻撃を重ねるなか、防御網の背後が手薄と見れば鋭いキックも放つ。チームではゴールキッカーも任されていて、クロスゲームの命運はこの人の足にかかってくる。

【引用元】

そして、欧州最高のフルバックのスチュアート・ホッグもいます。
2012年に19歳という若さでスコットランド代表デビューを果たしています。欧州6カ国対抗戦で2016~2017年、2年続けて大会MVPを獲得しているのです。

アタックスキルに優れ、一見、スペースがなさそうな場所でも、小さく鋭いステップやパスダミーで目の前の相手の視線を乱す。かくして自分だけの小さな走路を作り、持ち前のスピードを駆使してそのまま突破してしまう。一方で、もし防御が地震に迫ってきたら、今度は目をその相手に向けたまま左右の穴場へパスを放つ。防御を破るパータンを幾通りも持っていて、水を得た魚のごとくフィールドを泳ぐ。

【引用元】

 二人のインタビュー動画です。

参照元

9月30日のサモア戦は、大半がグレイグ・レイドローとスチュアート・ホッグで得点しています。この二人はやはり脅威です。

以下は、欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ2019で、イングランドとの対戦動画です。スコットランドが前半、7対31で劣勢だった試合をなんと、後半、攻め続けて逆転したのです。残念ながらノーサイド直前にイングランドにトライを奪われ追いつかれてしまったのですが、スコットランドの凄さがわかる試合だと思います。

参照元

2015年のワールドカップでも南アフリカに歴史的勝利を挙げたあと、スコットランドと対戦し日本は、10対45で負けています。

何となく相性が悪い気がしなくは、ないのですが、今回は、是非、借りをしっかりと返したいですね。 

頑張れ!日本!