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ラグビー 日本代表の次の対戦相手、アイルランド代表について

ラグビーのワールドカップ2019が始まりました。
日本は、幸先よくロシアに30対10で勝利しました。

日本の次の対戦相手は、アイルランドです。
2015年のワールドカップで日本の決勝ランド行きを阻止してくれた国です!

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アイルランドは、ヨーロッパの国で、イギリスのお隣の島ですね。
首都は「ダブリン」で人口は約460万人なので、ニュージーランドより小さいですが人口は同じくらいですね。

ワールドカップでの優勝経験こそありませんが、2018年の欧州6カ国対抗(シックス・ネイションズ)では全勝優勝、同年の秋のテストマッチではニュージーランドにも16対9で勝っています。(あのオールブラックスを9点で抑えるというのは驚異です)

そして世界ランキングは、なんと現在、1位で、あのオールブラックスことニュージーランド代表より上なのです。
欧州6カ国対抗で世界ランキング上位の国々に全勝してニュージーランド代表にも勝ってしまえば、世界ランキング1位にもなりますよね。

アイルランド代表と言えば、司令塔である「ジョナサン・セクストン」選手が有名です。セクストンが怪我で欠場したイングランド戦では大敗し、セクストンが復帰したニュージーランド戦では勝利を収めていることからもアイルランドはセクストンが中心のチームです。

そしてセクストンは2018年の年間世界最優秀選手で、現在、世界最高のSO(スタンドオフ)と呼ばれています。
ニュージーランド代表のボーデン・バレットではなく、ジョナサン・セクストンが世界最高のスタンドオフなのです。

2018年度は以下の5名が最優秀選手の候補でした。
(動画でセクストンは、一番最後に紹介されています)

参照元

 

そして世界最高のスタンドオフがいるアイルランドのチーム紹介動画を見てください。

参照元

アイルランドは、2018年のニュージーランド戦の結果からも、わかるように点を取らせないチームです。絶対王者ニュージーランドを1桁で抑えているのです。

そして、ここまで急成長を遂げたアイルランドに変えた立役者が、ヘッドコーチのジョー・シュミット(ニュージーランド出身)といっても過言ではないでしょう。

そして、シュミットも世界ナンバー1コーチと言われている程の逸材で、ニュージーランド代表のヘッドコーチ、スティーブ・ハンセンが2019年のワールドカップを最後に退任するということもあり、次期、ニュージーランド代表のヘッドコーチの候補にも挙がっています。

シュミットはとにかく相手を分析することで有名です。

その分析に関する取り組み方は以下の内容からも尋常ではありません。

ジョー・シュミットといえば、労を惜しまず相手チームを丸裸にする分析作業とその能力の高さで知られている。土曜の試合を、日曜に分析・ビデオ編集し、有名な月曜朝のビデオ・ミーティングが開始となる。そこでは、鋭い指摘と質問が待っていて、正解を答えるために、プレーヤーも頭をフル回転してこれに備える。

シュミットがラグビーチームのコーチを務めていた高校の校長によれば、シュミットはとても賢く、細部へのこだわりが半端でなかったという。今に至るシュミット独特のやり方、週末の試合を分析して月曜日の朝にビデオを使って審問する手法は、このパーマストンノースで始められたのだった。毎試合ビデオを撮って、編集するのは日曜日の夕方の学校。そして、月曜日にメンバーに映像を見せていた、とシムズ校長は振り返る。

 

【引用元】

今回の大会でも次の対戦相手である日本代表のことをしっかりとチェックしているようです。日本代表の松島が、9月20日のロシア戦でハットトリックをあげる大活躍をしたこともあり注意度をこれまで以上に高めているはずです。格下チームであっても、今回は日本での対戦ということもあり全く油断していません。


2018年絶好調のアイルランドでしたが、ここに来て怪我人が続出しています。

ロビー・ヘンショウ(Robbie Henshaw)・・・(プールA初戦の欠場決定)
ロブ・カーニ(Rob Kearney)もハムストリングを痛めてしまい、キース・アールズ(Keith Earls)も膝を怪我しています(9月21日までにはランニングができるようになりそうとのこと)

そんなこともあり、 2019年8月24日のテストマッチではイングランドに15対57で大敗しています。そしてワールドカップ2019 プール戦で次に対戦するスコットランドは逆に同じ日にフランスに17対14で勝っています。

その後、アイルランドは9月7日に2019年のヨーロッパチャンピオンであるウェールズ代表と対戦し、19対10で勝って世界ランキング1位になっています。

調子が良いのか悪いのか、わからないアイルランドですが、9月22日に神奈川・横浜国際総合競技場で世界ランキング7位のスコットランドと対戦しました。

前半、いきなり3トライで19対3と大量得点を取り、最終的には27対3で勝ちました。
スコットランドの得点はペナルティゴールの3点のみに抑え、相変わらず鉄壁の守備です。
アイルランドのトライは走りこんでというよりもジリジリと押し上げて行く感じでしたが、それが逆に怖かったですね。

負けたスコットランドも強豪で、日本との対戦成績は2016年までですが、11戦して日本の1勝10敗です。しかしその1勝も1989年のことなので、30年前のことになりますね。

対してアイルランドとは2017年までの対戦成績は9戦して日本の全敗です。

アイルランド代表は、選手の怪我が不安材料でしたが、スコットランド戦を見る限り、不安要因は見当たりませんでした。やはり世界1と言われるヘッドコーチと、スタンドオフがいるアイルランドは強いです。

個人的には、30年前といっても1度でも勝ったことがあるスコットランドに勝って欲しかったのですが、やはり強いものが勝つということですね。
今日のアイルランドの試合を見る限り、日本には勝ち目がなさそうですが、4年前の南アフリカ戦を、アイルランド戦で再現して欲しいものです。

 

 

A05 地球の歩き方 アイルランド 2019~2020

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