seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

海外を飛行する飛行機や海を航行する船の中での法律は?

飛行機は空、船は海を運航します。
国内だけでなく海外もです。
飛行機の中や船の中の法律はどうなっているのでしょうか?
やはり運航している領空や領海を所有している国の法律に従うのでしょうか?

f:id:seege:20190728084303p:plain

まずは飛行機についてです。

飛行機は機体ごとに国籍があり、全ての期待に登録番号が表示されており、その登録番号に国籍を示す記号が含まれているそうです。
そうすると、どこを飛んでいても、飛行機の登録国である法律が適用されるということになるのでしょうか?
日本の飛行機が日本の上空を飛んでいる場合にはついては、日本の法律が適用されますが、異なる国を富んでいる場合には、管轄が並存するため、飛んでいる領空の国の法律に罰せられる場合もあるようです。

そして、航空会社を持つ大部分の国は、「航空機内で行われた犯罪その他ある種の行為に関する条約」に加盟しています。

上記の原則を確認するとともに機長に大きな権限を与えてその内容を明確化しています。
実際には常に飛行している機内で事件が起きても現場保全が難しく裏付け取れないので機内判断ということになるのでしょうね。

 

次は船舶ですね。

日本籍の船舶の場合は、基本的に日本の法律が適用されます。
しかし、日本の沿岸12カイリ(約22Km)を超える(領海外)と、日本の法律が適用されなくなり、船舶が所属する国籍の法律が適用されます。
このためクルーズ船は、領海を離れて公海を航行中にカジノを営業することができます。仮に「日本国内」の移動でも、領海の外に出てしまえば日本国籍でない船であればカジノ営業が可能ということになります。
このため領海外では日本の消費税も適用されないので、お酒や化粧品といったお土産品が免税品として購入できてしまいます。

そう考えると、日本では認められていない薬物(大麻等)でも認められている国から持ち込んで領海外に出たときに、服用することはOKということになりそうなので犯罪に利用されそうで怖いですね。