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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

吉本興業とは?

反社会勢力から金銭を受けたということで、雨上がり決死隊宮迫博之氏と、ロンドンブーツ1号2号の田村 亮氏が7月20日に会見を行いました。その中で、吉本興業と会見についてやり取りする中で、吉本興業への不信感に関する内容の発言がありました。これだけ大きな問題になっているにも関わらず、吉本興業はホームページで「修正申告及び寄付の実行に関するご報告 」といった文を掲載して最後に謝罪の一文があるだけです。これが、吉本興業のマネージメント契約というものなのでしょうか?芸人との契約書は一切なく、契約をしておきながら生活を保障するどころか、収入の取り分は、9割が吉本興業、1割が芸人とも言われています。会見を行った宮迫氏については、不確かな記憶にも関わらず金銭は受け取っていないと伝えてくれと指示をだしている時点で引退も仕方ないことをしていると思っています。しかしマネージメント契約を解除したとだけ伝える吉本興業の姿勢については納得できません。そんなことから、吉本興業とは一体、どんな会社なのかを調べてみました。

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商号:吉本興業ホールディングス株式会社

創業:1912年4月1日代表者
代表取締役会長:大﨑 洋
代表取締役社長:岡本 昭彦
資本金:1億円(2015年9月1日現在)

社員数:865名

所属タレント:約6,000名

所属タレントの人数が約で書かれていますが、契約書もないのですから人数が把握できていないのでしょうね。

そして、余地元工業ホールディングスが所有している会社は以下の通りです。

吉本興業ホールディングス 全社一同

吉本興業株式会社
株式会社きょうのよしもと
株式会社よしもとデベロップメンツ
株式会社よしもとラフ&ピース
株式会社よしもとアドミニストレーション
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄
株式会社よしもとセールスプロモーション
株式会社よしもとブロードエンタテインメント
株式会社よしもとチケット
株式会社よしもとインベストメント
株式会社よしもとエリアアクション
株式会社よしもとロボット研究所
株式会社よしもとプロダクツ
株式会社よしもとスタッフ・マネジメント
株式会社よしもとミュージック
株式会社よしもとファイナンス
株式会社よしもとミュージックパブリッシング
株式会社CANVAS
株式会社よしもとミュージックコリア
株式会社Showtitle
株式会社よしもとスポーツ
株式会社KATSU-do
株式会社よしもとゲームズ
株式会社カワイイアン・ティービー
株式会社よしもとアーツ
株式会社VERSUS
株式会社よしもとアクターズ
株式会社ラフアウト
株式会社たまか

 そして、株主の一覧です。(保有株式数が多い順)

株式会社フジ・メディア・ホールディングス
日本テレビ放送網株式会社
株式会社TBSテレビ
株式会社テレビ朝日ホールディングス
大成土地株式会社
京楽産業.株式会社
BM 総研株式会社
株式会社テレビ東京
株式会社電通
株式会社フェイス
株式会社ドワンゴ
朝日放送株式会社
株式会社三井住友銀行
ヤフー株式会社
大成建設株式会社
岩井コスモホールディングス株式会社 
株式会社MBSメディアホールディングス
テクタイト株式会社
松竹株式会社
KDDI 株式会社
三井住友信託銀行株式会社
株式会社みずほ銀行
関西テレビ放送株式会社
讀賣テレビ放送株式会社
東宝株式会社
株式会社KADOKAWA
株式会社タカラトミー
株式会社博報堂
テレビ大阪株式会社
株式会社博報堂DY メディアパートナーズ
クオンタムリープ株式会社

民法のキー局、映画会社、大手広告代理店、有名企業が出資しているようです。

そして、消費者志向自主宣言ということで以下のようなことがホームページに記載されています。

《理念》

私たちはいつもお客さまとともにあります。
1912年に1軒の寄席小屋から始まった吉本興業。その笑いは庶民の生活の中から生まれ、人びととの触れ合いの中で育てられてきました。
吉本興業の笑いは、庶民のソフトパワーの表出に他なりません。私たちにとって、お客さまは、劇場に足を運んでくださったり、テレビやコンテンツを楽しんでくださったりする存在を超えて、一緒にこの 世界を笑顔があふれる場所にしていく仲間なのです。
吉本興業は、笑いを通してお客さま一人ひとりと同じ目線を持ち、人々が自分らしく生きていける社会をつくっていきたいと考えているのです。

《取り組み方針》
 『すべての人が自分らしく生きていけるように。笑いを「心のインフラ」に。』

劇場での笑い、テレビでの娯楽の提供を超えて、吉本興業は笑いやエンターテインメントで人と人を笑顔でつなぎコミュニティを豊かにしていきたいと考えています。人材育成、地域活性、そして産業の創出。笑いが「心のインフラ」となる。こうした仕組みを創り上げることが、吉本興業の社会的役割と捉え、人びとの笑顔の輪を世界中に拡げていきます。

  『お客さまの期待を超える、質の高いエンターテインメントの創造。』

吉本興業の笑いは庶民の毎日の中から生まれてきました。
そして時代の流れの中で、私たちは、常に自由な表現、新しい笑いを追い求めてきました。
今日、グローバル化やネット社会の進展などますます複雑化する社会の中で、エンターテインメントに期待される役割も一層広がっています。
私たちは、これからも多種多様なお客さまと協力し、人びとのソフトパワーから、さらに質の高い、新しいコンテンツを創造していきます。

 『お客さまを想いつづけること。』

吉本興業は創業以来、お客さまと直接触れ合う場としての劇場を大切にしてきました。
ご提供するエンターテインメントの幅が広がった今日でも、人と人が出会い、気持ちを通わせるライブの場の重要性はますます高まっています。
劇場という場を超えて日本全国の、そして世界の人びとの心をつなぎ、全てのお客さまに心から笑ってもらえるように。
そしてライブの本当の楽しさを体験していただけるように。
吉本興業は常に考え続けています。

 今回の件で、全てが嘘っぽく感じられます。

決算情報ですが、現在は非上場でホームページでも公開されておらず、不確かな情報しかないのですが、2009年3月31日時点では以下のようです。

売上高(連結):488億7108万円
純利益(連結):6億1251万1千円

利益率が1%程度って不思議ですね。