世界には軍隊のない国が存在しています。
日本は軍隊を所有していませんが、自衛隊があるため残念ながら軍隊のない国とは言えません。
以下、Wikipediaより
軍隊のない国家(9か国)
軍隊はないが集団安全保障体制に参加している国家(4か国)
特定の国家に防衛を依存する国家(11か国)
世界には自国で軍隊を保有していない国が24か国あるということです。
では何故、軍隊を保有していないのでしょうか?
以下の3つがあるようです。
外交・経済上の理由
周辺国との深刻な対立がないので軍事的な脅威にさらされる危険性がなかったり、実戦に堪えられる程度の兵員数と兵器を経済的理由で揃えることができないという事情によるもの。
クーデター・内戦の予防
幾度となく軍隊がクーデターを起こしてきたような国だと根本的解決のために直接の元凶である軍隊を解散させる。
周辺国の介入、外国軍の占領による強制的な軍隊の解体
大国が小国の政権を直接武力介入で打倒した後、自国に都合のよい政権を樹立する事が専らである。この新政権に対する再度のクーデターの予防措置として、旧政権の支持基盤であった軍隊を強制的に解体させる事で安定を図る。(日本の軍隊解体もこれに該当します)
軍隊を保有していない国の中には、自主的ではなく、強制的に解体させられた場合もあります。1980年代にアメリカ合衆国の軍事侵攻を受けたグレナダやパナマです。
そして日本も、第二次世界大戦での敗戦後、軍隊は解体となり憲法で戦争を放棄しました。しかし、「国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛すること」を目的に、軍隊ではなく自衛隊を保有しています。
そして日本の自衛隊の軍事力は、世界6位です。
1位:アメリカ
2位:ロシア
3位:中国
4位:インド
5位:フランス
6位:日本
7位:韓国
8位:英国
9位:トルコ
10位:ドイツ
…18位:北朝鮮
詳細は以下
戦争を放棄し、「国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛すること」を目的に保有している自衛隊が世界6位の軍事力を持っているのです。
しかも、2018年は8位だったので2ランクアップしています。
更に日本は、総額7兆1480億円の米国産兵器の購入を決定しています。
国民は年金だけでは生活できないので自助努力をして欲しいとの見解を持っているにも関わらずです。
2ランクアップした理由として中国や北朝鮮の脅威に対応するべく海軍の補強を行ったためですが、防衛のための兵器なのにレーダーに探知されないステルス戦闘機を何故、購入したのかが疑問です。実際、米国自身は戦闘能力・航続距離でF35より優れいているF15の購入を決めています。
明らかに米国のご機嫌取りのための購入ですが、国民を犠牲にしてまで行うことではない規模だと考えます。