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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

何のために学校に行くの?

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日本の教育って、まず小学校に行って卒業したら中学、そして高校、大学という流れが出来上がっているんですよね。

だから小学校に、何故行くのか?ってことは、子供に伝えずに子供は学校に行くのが仕事みたいな感じで、行かせている親御さんも少なくないと思っています。

何故、学校に行くのか?何故、勉強するのか?って部分が伝わっていないと、学校に行くのは友達と遊んだり話したりするのが楽しいけど、勉強は理解できないと楽しくないので、やる気が無くなりますよね。
ここで、つまづくと勉強は楽しくないものってことになり中学以降はずっと勉強が楽しくないことになってしまうのだと思います。

じゃあ、そうならないようにどうすれば良いんでしょうか?
やる気を起こすために必要なものが「モチベーション」です。
モチベーションというのは、

人が何かを行う時の動機づけや目的意識。

人って行動する時には必ず、動機や目的があるんですよね。
そうすると、やっぱり何のために学校に行って勉強するのか?という動機や目的を伝える必要があるってことですよね。

まずは、小学校に行く目的から考えてみましょう。
小学校は義務教育です。
義務教育の目的を文部科学省で調べてみました。
すると以下のように定義されていました。

高度に発達した複雑な現代社会において,生涯を人間としてとにもかくにも生きていけるだけの資質能力を体得させること。

なんだか大人でも難しいと感じるように書かれていますね。
大人が難しいことを子供に伝えてもダメです。

要約すると、

人として最低限生きていけるだけの能力を体得する

って感じですか。

まだ、小学生に話しても理解できるような表現じゃないですよね。
もう少し優しい感じに変えてみましょう。

人は、お金がないと生きていけないので、お金を稼ぐ必要があるんだよ。お金を稼ぐためには大人にならないといけないから小学校と中学校で大人になるのに必要なことを教えてもらうんだよ。

って感じになるのでしょうか。

次にモチベーションについて考えてみましょう。
どんな時にモチベーションは高くなるのでしょうか?

自分のなかで「メリット」を感じているとき

自分のなかで「やりがい」を感じているとき

「楽しい」とき


以上の内容を踏まえて、モチベーションを高くするにはどうすれば良いのか考えてみましょう。
子供に、「メリット」とか「やりがい」とか言っても無理がありますよね。
そうすると最後の「楽しい」がキーワードになりそうですね。

学校に行くのを楽しくする、勉強が楽しくなるようにする。
大好きな友達がいると学校に行くのが楽しくなります。
そうすると親は子供が誰とでも仲良くなれるような工夫をしないといけないですよね。
この点については、1冊本が書けそうなくらいのボリュームがありそうなので、今回は端折らせて頂きます。

では勉強を楽しくするにはどうすれば良いのでしょうか?
勉強が楽しい時というのは、以下のような時かと思います。

問題に正解した時

テストで高得点が取れた時

わからなかったことが、わかるようになった時

これも、最後の「わからなかったことが・・・」という部分に尽きると思うんですね。
わからないことが沢山あると楽しくありません。
だから、わからない場合には、自分にはレベルが高いってことですから、レベルを下げないといけないんですね。
つまり、「自分に合ったレベル」にするということです。

ゲームって最初は誰でもクリアできそうなレベルから始まり、徐々に難しくしていますよね。ずっと誰でもクリアできそうなレベルが続くと逆に面白くなりですし、手も足も出ないくらい難しいレベルだとずっとクリアできないので、どちらも楽しくないですよね。
最初は簡単にしておいて、レベルが上がるに連れて、自分のレベルに合った状態で難しくしていくってことです。
このレベル設定が適切でないゲームというのは、つまらないはずです。
小学校だと、1年生~6年生の6レベルってことですね。

僕が小学生の頃は、レベルも考えつつ、凄く分りやすく説明してくれたので勉強は楽しかったのですが、中学校になると、説明がほぼなく、いきなり、手も足も出ないようなレベルを突き付けてきて何も考えずに覚えろって感じでした。
だから、僕は中学校で勉強嫌いになりました。(笑)

わからない部分は放置しないで、わかるレベルにまで下げてわかるようにする必要があります。

どのようにレベルを下げるのかというと、まずは、わからない部分について意味が理解できない単語・用語等がないかを確認します。
そして意味が理解できない部分をなくします。
わからないというのは、意味が理解できていない箇所があるからだと思います。
逆に言うと、意味が理解できない部分がなくなれば理解できるのです。
そして、わからなかったことが、わかれば楽しく感じるのです。
これを繰り返していけば、わかることが増えていくので自然と勉強は楽しくなりますひよね。