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大相撲の東と西って?

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大相撲をテレビで見て思ったのですが、相撲って東西に分かれていますよね。
これ、どんな基準で分かれているんでしょうか?
力士の出身地だと東西どちらかに偏る可能性がありますよね。

まずは、番付について調べてみました。
番付は10段階あるそうです。

1 横綱(不在でも可)
2 大関(必ず1名は存在します)
3 関脇(東西に1名)
4 小結(東西に1名)
5 前頭(東西1~ 16枚目まで32名)
6 十両(東西1~ 13枚目まで26名)
7 幕下(東西1~ 60枚目まで120名)
8 三段目(東西1~ 100枚目まで200名)
9 序二段(約350名。人数は固定していません)
10 序ノロ(約100名。人数は固定していません)

昔は、東西は出身地別に東西を分けていたそうですが、現在は、
番付毎に東西に分けているようですね。
そして、前場所の番付と成績より東西に分けているとのこと。
格付け的には東の方が上です。
土俵はまず正面を決めて、向かって左側が東、右側が西です。


なぜ、左側が東かというと古来より日本では、左の方が上となっていました。
これは、中国に由来しているようですが、皇帝は北を背にして南の方を向いて
座っていました。
北は北極星を示し天球で不動の存在として世界の中心に見立てていることからです。
そうすると皇帝の左側が東となります。
太陽は東から昇り西に沈むので太陽が昇る東を尊いとしたんですね。
このことから、東である左が上ということになっています。

土俵は以下のように振り分けられているようです。

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国旗と社旗を掲げる時もどっちが国旗だったかと悩む場合がありますが、左上、右下を覚えておけば、左側が国旗、右側が社旗ということになりますね。

 

ただ、舞台では向かって右が上手、左が下手となっています。
これは演者目線なので正面が舞台側ってことから上手は左側ってことになりますね。