投資ではリスクを考えない訳にはいきません。
金融の世界では、リスクとは「将来の結果の不確実さ」のことを表します。
振り子が左右にブラブラ揺れているのを想像してください。
小さく左右に揺れる状態を「リスクが小さい資産」だと思うとイメージしやすいかもしれません。
反対に、ゆらーり、ゆらーりと左右の揺れ幅が大きな状態を「リスクが大きい資産」だと思ってください。
振り子の揺れ幅なので、右方向にだけ大きく揺れて、左方向にはまったく揺れないということはありません。
さてリスクをどのように考えれば良いのでしょうか?
リスク許容度というのがあります。
1年でどこまでの損失までなら1年で返すことができるかというものです。
仮に毎月3万円であれば損失に当てられとすれば年間だと36万円になります。
この場合のリスク許容度は36万円ということになります。
人間というのは面白いもので、一度最悪の事態を覚悟してしまうと、逆に心が落ち着いてくるというのです。
しかも、あとはその範囲内の出来事ならなんなくやり過ごせるようになるものです。
最大損失がリスク許容度内に収まるようにすることで寝かせる投資ができるようになります。
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